サウンドハウス

lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

Orvilleレスポールのナット交換

どうも、lenheyvanです。

 

今やJAPANヴィンテージとなっている私のOrville君ですが、1997年くらい(約25年前)に新品購入してからナットは一度も変えてないので、そろそろ交換してあげようかと思います。



現状のナットはこんな感じです。
牛骨のオイルナットなんでしょうかね?



これを、以前TeleGibにも使ったTUSQに交換しようと思います。

真っ白なのでオイルナットのVintage感はなくなりますが、このレスポールはHM専用機として使っているので、私的には逆にOKです。

 

ピックアップは、
 フロント:duncan SH-11(Custom Custom)
 リア  :WolfeTone Timbre
とパワーのあるものを搭載してます。

え?WolfeToneというメーカーは聞いたこと無い?

ですよね。日本ではマイナーなメーカーですが、中々良いです。
Jim Wargner(WCR)なんかは最高だし、海外のピックアップメーカーの層は厚いですね。

過去記事でレビューしてますので気になる方はコチラをご参照ください
↓↓↓

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TeleGibでやったときは初めてでドキドキでしたが、今回は2回目なので少し自信がついてきました。

※TeleGibの交換作業はコチラ↓↓↓

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1.ナットを外す

当て木をして、軽くコンコンと叩いて接着剤と分離してあげます。
※ナット部の木材が剥がれてしまうのでくれぐれも強く叩かないように。


ポロっと簡単に取れました。


だいぶ前にやったのですっかり忘れてましたが、薄い金属をシム代わりに入れてました。

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さあここから新しいナットを整形していきます。


並べてみると、横幅はそのままでいけそうですが、高さは結構削る必要ありますね。


紙やすりで削っていきます。
↓の画像は400番のものです。



20-30分くらい、削っては元のナットとサイズ比較を繰り返して、いい感じになりました。元々入れていたシムの上に旧ナットを乗せても新ナットのほうが高いですが、これからやる溝切りで弦高が低くなり過ぎるリスクがあるので、それを考慮してこの辺で削る作業は一旦やめます。



ここで溝切り工具の登場です。

エクストラライトゲージを張るので、それと同じくちょっと広めの溝サイズでやります。



仮で挟んでみると、なんだか下部の角度が合ってないですね。


作業に夢中になり写真取れてませんでしたが、下部をいい角度になるように削って整形した後、溝切りしていきます・・・

写真撮れてなかったので、イメージだけ↓↓↓


削っては当ててみて、


また、削っては当ててみて、


おしっ、いい感じ!ナット加工完了です。


旧ナットつけていたときの接着剤が残っているので、軽くヤスリで除去します。


瞬間接着剤をほんの少しだけ、三か所くらいつけます。


弦を張って少し弾いてみて。うん、OK!


自分でやれば費用は最小限で済むし、自分好みに微調整もできちゃうのでオススメです。

ではまた!