どうも、lenheyvan です。
前回はショッキングな出来事がありましたが、何とか形にはなりました。
ここから、最後の仕上げをしていきます。
ピックガードと25セント硬貨の取り付け
まず、このギター、元がヤマハのMG-MIIIですので、ストラトのピックガード的なものはついてませんでしたので、単品で入手しました。
利用する部分は右下の部分だけなので、S-S-Sでも構いません。
右下部分をアクリルカッターで切ります。
このアクリルカッター、私はエフェクター自作するときに表面にアクリル板を載せて仕上げることが多いのですが、そのようなときに重宝しています。
普通のカッターだとアクリル板切るのはかなり無理がありますので。
今回はカットする部分を普通のカッターでガイド線のように引いた後、アクリルカッターで削るようにカットしていきました。
アクリルカッターは少し太め切る(というか削っていく)ので、1mmくらい幅は広めにとってカットすると良いと思います。
切った後は切り口が鋭利になっていてキケンなので、紙やすりでスリスリして滑らかに仕上げていきます。
このとき凸凹に削れないよう、平らな面に当てて削るのがポイントです。
当て木をしてもいいですし、テーブルの上にヤスリを置いてそこに擦り付けるようにやっても良いですし、とにかく、平らな面でやるのが重要です。
また、エディのギターには25セント硬貨がついてます。
外貨両替しても良いのですがこれのために両替するのは割に合わないですし、フリマとかで普通に出品されているのでそっちのほうがお手軽です。
ちなみに、日本では硬貨に穴を空けるのは違法になりますのでご注意を。
Japaneseバージョンということで100円硬貨に穴空けちゃうとマズイので。
ここは素直にエディと同じく25セント高価を入手して穴あけしましょう。
電動ドリルで穴あけするのですが、ここでも注意点が。
結構厚みがあるので、穴が開くまでちょっと時間かかります。
ドリルを回していると摩擦熱で硬貨がめっちゃ熱くなりますので、ヤケドに注意です。
私は、ドリル回して熱くなってきたら一回休憩、冷めたらまたドリル回す、を繰り返し行って空けました。あと、硬貨が小さいので、ぴょ~んと飛んでいかないようしっかり押さえる必要があります。飛んでいくとケガや物を壊すキケンがありますので。
万力(クランプ)で固定するなり、してドリルを当てるようにしましょう。
ピックガード、25セント硬貨の二つを取り付けるとこんな感じです。
雰囲気が出てきました♪
そして、最後に、ネックのYAMAHAのロゴを消して、フランケンギターのようにタバコ痕をつけます。
ロゴはヤスリで削って落としていきます。(YAMAHAさんゴメンナサイ。YAMAHAのギターは大好きなのですがフランケンにしたいのでお許しを・・・)
塗装が結構乗っているので、それなりに削る必要があるため、オービルサンダーでサンディングしたほうが良いです。ちょっとなめていまして、私は手でやったのでかなり時間かかりました。(そして塗装が落ちきっていない。。。)
そしてタバコ痕をつけていきますが、私は喫煙者ではないのと、タバコでうまく焦げ跡つく気がしなかったので、ガスバーナーで炙ってみました。
ちょっとやり過ぎた感が否めないですが、(得意の)オリジナリティとポジティブに捉えて、これでヨシとします。
組み上げ
ではネックとボディを組み上げて完成させます。
じゃん!
素人作業にしては、いい感じです。
何より自分で作ったという充実感がいっぱいです。
ブリッジは塗装剥がしてニッケルっぽい味わいにしようと思いましたが、中々削れてくれないのと、細かいところに黒が残ってマダラになるとかっこ悪いので、アームだけヤスリがけしてニッケルっぽい感じにしました。
これにて長かった、フランケンギター製作は終わりです。
大変でしたが、自分で作ったものなので、愛着が湧きます。一度はどうしても欲しいものがあって手離そうかと思ったのですが、思い留まって良かったです。
出来としては粗いですが、そのお手製感がまたエディぽいかもなとも思うので、私の中では大成功です。
細かい部分では、ジャックがストラトタイプじゃないので違うとかポジションマークが、ブリッジがフロイドローズじゃないとか色々あるのですが、このギターでは高校生のときからのお付き合いなので、そんなことはどうでもいいです。
そのギターをフランケンに改装できたことが何より嬉しいです。
それなりに工具を揃えたりや手間がかかったりしますが、意外と作れちゃうものですのでエディフリークの方は、安いギターを中古で購入して、やってみてはいかがでしょうか。
30万とか40万とか出さないと手に入らないフランケンが、数万で作製できちゃいますよ。
何より自分で作ったものなので、愛着も一塩だと思います。
是非おすすめします。
私の失敗の屍を踏み越えて、もっと完成度の高いものを作製されることを祈っています!
ではまた!