サウンドハウス

lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

David Brayから教えてもらったブラウンサウンドの作り方

どうも、lenheyvanです。

 

ちょっとバタバタしていて時間が経ってしまいましたが、coco50の音出ししてみました。iPhone直録りなので、キレイな音質ではないですが、逆にマイキングに左右されていない素の音が分かるかと思います。

 

 

 

 

ギター               :Washburn N2

ピックアップ : Van Zandt Tru Bucker

キャビネット   :Celestion G12M25+G12H30 ※両方とも英国製のHeritage

 

まず感想

ハイゲインアンプではないものの、アンプ直でGAINをMAXにすると小音量でもFeedbackするので、アンプをメインで音作りする方には良いと思います。

 

ただ、Davidの動画のようなエディの1stっぽい音が出ない。

 


BRAY COCO 50 1st Album RWTD

 

アンプは当然同じです。アンプ直という環境も同じです。

ギターはもちろん違いますが、ピックアップもduncan'59とvan zandt Tru Buckerなので、アルニコ5+直流抵抗値は8-9kという特性はほぼ同じです。

 

 

 

では何が違うのでしょう?

 

分からんのでDavidに聞いてみました。

 

「結構いい音なんだけど、なんでDavidみたいなブラウンサウンド出ないの?」と。

 

めっちゃ親切

何回かメールのやり取りしたのですが、長文で返信くれて、感謝感激。

色々アドバイスをいただきました。

 

ある意味、アウターフォローはその辺の日本メーカーより手厚いんじゃないでしょうか。

やっぱり、自身がエディのあのサウンドに魅せられて、熱い想いを持って追及してきたからこそ、そこに対する情熱や知識はハンパじゃないです。

こういう方は本当にリスペクトします。

 

ブラウンサウンドに必要なエッセンス

もらったアドバイスの要点を整理すると、

・ピックアップはOK。自分が使っているduncan'59よりエディに近いかも。

・トーンコントロール(EQ)を全部MAXにしてもエディのあの感じは出ない。

 特にミドルを上げ過ぎると、ハイが引っ込んでしまうので、ある程度、ミドルを抑えて、ハイの美味しい帯域が出るように調整する必要がある。そのバランスが良いハーモニーを生み出す。

・スピーカーは、実は英国製より中国製のほうが昔のGreenbackに近い(←これ衝撃でした)

・エディはおそらく当時、GreenbackではなくBlackbackを使っていたと思われる

ScumbackのBM75はその当時のBlackbackを再現しており、かなり良い選択肢になる。自分も使っている。

ということでした。

 

確かに、Davidの動画だと、1stのエディのように、ミッドハイがガッツリ出ていて、良い意味でグシャッ、バリバリッという心地よいサウンドが出てるんですよね。

(雪国育ちの方にしか分からないかも知れないと思いますが、冬に氷った水溜まりを氷を。足でグシャって割ったときの乾いていて迫力のある、あの感じです)

 

一方私の動画でのサウンドは、ミドルのモコモコ感にスポイルされてしまって、ミッドハイが引っ込んでしまい、歪みも少ないように聞こえます。

 

たぶん、Davidの動画と歪み自体はほぼ変わらないんでしょうが、このヴォイシングの調整の仕方が全然違うと思われます。

 

というわけで、まずはスピーカーをScumbackに替えようかと思っている今日この頃です。

 

変えたら、もう一度録りなおしてみたいと思います。

 

では今回はここで。

 

(2021/3/13 追記)

スピーカーをScunbackにして、Davidのアドバイスを参考にトーンコントロールを調整した動画がコチラです。

 

 

 

 

 

(2022/3/12 追記)

アンプをモディファイすることで私なりのブランドサウンドを得ることができたので、そちらもご参照ください。