サウンドハウス

lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

David Bray Amps の coco50が我が家に来た!!

 

 どうもlenheyvanです。

 

実は以前に気になっていた、アンプを注文していたのですが、それが我が家にやってきました。

 

David Bray coco50

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David Bray Ampsのcoco50という割と最近出たアンプです。

 

それまでの愛機はこちらでした。

 

Marshall 1987x

 

こつが相棒だったのですが、どうしてもDavid Brayが欲しくなり1987xを売却して購入しました。

 

 なんで気になっていたかと言うと、1987xはすごく良いアンプなんですが、Gainがそれほど高くないのと、フルアップしてもローミッドが泥臭くなってしまい、ハイミッドの噛み付く感じが出なかったんですよね。

 

個体差もあるだろうし、アッテネーターかましてたからっていうのもあるでしょうけど、大好きなエディもランディも改造してましたからね。

 

やっぱり改造系Marshallは気になっちゃったわけです。

エディの1stでのブランサウンド、ランディのTributeでのライブ音源の音が、理想です。エディのめちゃくちゃ歪んでいるようで歪んでいなくて、尖っているようでマイルドなあの独特なサウンドは最高だし、ランディのぶっとくて、荒くてワイルドでハーモニクスがキラキラしているサウンドも最高だし。

 

それ系でいくと、もちろんBogner、Friedman辺りが候補になってきます。

 

 ただ私の好みには若干合わず、Bognerはちょっと歪がきめ細かすぎてキレイ過ぎるというかコンプがかかりすぎというか、もっと暴れて欲しいんですよね。

Friedmanは歪みはBognerよりちょい粗めですが、歪の粒がキレイに並んでいて、不良かと思ったら意外と頭良かったみたいな感じじゃないですか(あくまで主観です)

 

 

 もうちょっと暴れてて、尖ってて、でも耳に痛くなくて、人工的ではなく昔ながらの歪かたをして、かつ、歪が深いやつっていうわがままな想いを叶えてくれそうなのが、たまたまYouTubeで見たDavid Brayアンプでした。

 

vanhalenを弾いている動画だったんですが、まんまエディのブラウンサウンドじゃんみたいな。

 


Bray 4550 Amplifier, Strat w/ Duncan '78

 

 

Marshall 1987xをブランドサウンドに近づけるために、ディストーションを自作して、色々いじりまくって3年、ようやくこの組み合わせで近いところまで来たと思っていたのですが、やっぱり、本当はアンプでそのサウンドを出したいんですよね。

 

ボリューム絞ってもディストーションでクリップさせているので、クリーンには到底ならないし、ノイズもそこそこ入るし、アンプが良ければアンプ直で、後はギター側のボリュームでクリーン/ディストーションをコントロールするというエディ的な使い方に憧れていて。

 

ただ、探してもこれが出てこない出てこない。

もちろんAmazon等のショッピングサイトには無いし、国内のネットオークションサイトはもちろん、eBayにさえ無い。

 

日本で輸入代理店をやってそうなところは1つ見つけたのですが、どうもそのサイト見ても売っている気配は無い・・・

 

ということで、直接、David Brayにコンタクトをとって、相談して、色々経てようやく、我が家に来た、という感じです。

 

当初は1987xをモディファイしてもらおうかと思ったのですが、coco50のほうが安いし、エディの1stドンズバな音だよと言われて、じゃあ、ということでcoco50にしました。

 


BRAY COCO 50 Amplifier 1st Album ATBL Brown Sound

 

どういう流れで話を進めていって購入したのかとか、購入時にちょっと気を付けないといけないこととかありましたが、その辺は今度お話ししようかと思います。

 

今日届いてほやほやなんですが、こんな箱で来ました。

 

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開封すると、、、

 

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そしてまずこれを読めという紙が入っていて、(この内容の日本語訳はDavidから事前にメールでもらっていたので内容は把握済でしたが)、これに従ってバックパネルを開けると、、、

 

 

 

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緩衝材で保護しつつ、各種パーツが入っています。

 

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全部取ったところ。まだスッピン状態です。

 

 

 

 

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中には左から、

フットスイッチ、

電源ケーブル

プリ管(ECC83、12AX7×2)、

パワー管(EL34)、

フットスイッチ用ケーブル、

スピーカーケーブル(上)、

です。

 

 

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パワー管はマッチングペアとは言え、バイアス調整したときの個体でセットしないとバランスが崩れるのでちゃんと数字が書いてあります。

プリ管はバイアス調整不要ですが、先頭のプリ管が一番音色に影響を与えるので、これも組み上げ後に音出しテストで一番良かった順番に並べてあるんでしょうね。

 

ここから真空管をインストールしていきます。

ピン位置を間違えないように慎重にセットします。

 

そして、スタンバイスイッチON!

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このパワー管に火が入る感じがいいですよねー♪

初回なので、30分くらい真空管を暖めてみました。

 

 

もう夜遅かったので、蚊の鳴くような音量で音出し確認。

 

 

うん、OK。

 

 

ちゃんとしたボリュームで音出さないと本領は分からないですが、それは明日のお楽しみにとっておきます。

 

 

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さて、これでアンプ単体でどのくらいまで歪むのか。YouTubeではすごい良い音が出てるのは確認済ですが、実物が全く一緒とも限らないので。

  

ちょっと時間ができたら、音源も録ってみようかなと思います。

 

次回はこちら

 ↓↓↓  

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

 

(2022/3/12 追記)

アンプをモディファイすることで私なりのブランドサウンドを得ることができたので、そちらもご参照ください。

 

lenheyvan.hateblo.jp