サウンドハウス

lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

フランジャーのモーメンタリースイッチ化

どうも、lenheyvanです。

 

前に「18v仕様のエフェクターを9v電源化する方法」ということで、MXRのフランジャーM117Rを18v化しました。

※M117Rは18vアダプターが付属していてそれを使ってね、ということになっています。が、それだとボードが組みにくい(M117Rだけ別電源になってしまう)ので、内部で18v昇圧するという荒技をやりました。

 

 

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これがそのM117R。現行品です。

 

エディシグネチャーモデルはコチラ。

 

 

これでボードがいい感じになったので「心置きなくUnchainedを弾ける♪」と思っていたのですが、しかーし、困ったことに、この曲、ON/OFF操作をこまめにやらないといけなくて、足がせわしないんです。

練習と慣れなのでしょうが、ちょっと私の技術には足でカチャカチャしていると演奏に集中できません・・・

これは困ったということで、モーメンタリースイッチ化することにしました。
※踏んでいるときだけONになるスイッチのことです。

 

というわけで、M117R改造プロジェクト第二弾です。

 

1.開封の儀

M117Rの蓋を開けて、スイッチ部の配線を確認します。


他のMXRペダルで採用されている普通の機械式スイッチですね。

基板上で配線されてますが、同じ6ピンのDPDTスイッチ同士であればそのままポン付けできそうです。

2.スイッチ取り外し

それではスイッチを取り外していきます。

いつものように、キレイに半田取りするために、先に追加で半田を盛ってから、吸い取り線で除去していきます。

 



取れました。

 

あ、そうそう。話は逸れますが、先日半田こてのこて先を買い替えました。
調べると色々な形状があるんですね。

ずっと鉛筆型を使ってましたが、熱を効率良く伝えるには少し斜めに当てる必要があって、ちょっと使いにくいなーと思っていたので、新調してみました。



私が使用しているのはHAKKOの半田こてです。
半田こて業界(?)の中では有名なメーカーだと思います。

見てみてビックリしたのですが、こて先については色々な種類があって、面白いです。
以下ページを見てBC型とD型で迷った挙句、一般的っぽいBC型にしました。

今度はD型に挑戦してみるかもです。

中々面白いので見てみてください。www.hakko.com

 

 

3.スイッチ交換

では、スイッチ交換していきます。

今回用意したフットスイッチがコチラ。
左がオリジナルのスイッチ、右が今回用意したモーメンタリースイッチです。


桜屋電機さんで購入しました。
「alpha 【Momentary】 Foot Switch DPDT Silver Contact 2回路フットスイッチプロ用銀接点モメンタリー」というやつです。

少し長さが短めですが、大きさは同じなので干渉の問題は無さそうです。
万が一長さが足りなくて基板に届かなくても、配線すればいいだけなので大丈夫そうです。


まずは元のスイッチと同じ向きで、↓の突起部分に合わせてモーメンタリースイッチを仮付けして動作を確認してみます。


そうすると、、、


ありゃりゃ・・・

常時ONになってしまいました。(フットスイッチを踏むとOFFになる)

向きを反対にしないとダメですね。
テスターで確認してからやれば良かった。横着してしまいました。

急がば回れですな。

というわけで、左右反対につけないといけないので、突起部分を削り取ります。


リーマーを軽く回してやると、キレイに取れました。


では、これで本付けしていきます。
半田つけた後の写真を撮るのを忘れてましたが、6ピン部分を半田付けして終了です。



試しに弾いてみました。




これは使いやすい♪

これでVANHALENのUnchainedを弾くのが楽になる。

 

 

最後に

モーメンタリースイッチは、たまに踏みにくい(カチッとまではいかないけど、段差を感じる)ものがありますが、これは比較的ソフトで踏み心地は良いです。

VANHALENのAin't talkin' 'bout loveも瞬間的にフェイザーをかけるところがあるので、MXR Phase90もモーメンタリースイッチ化を検討しましたが、どちらかと言うとかけっぱなしにする場面の方が多いし、かと言って、モーメンタリースイッチを増設するにはスペースが無い(あったとしても踏みづらい)ので、そちらは断念しました。

何はともあれ、フランジャーを踏んだ時だけかけたい、という方にはこのスイッチ交換は簡単に改造できるので、お試しあれ!

 

ではまた!

 

 

 

ペダルでドリル奏法!?

どうも、lenheyvanです。

 

昨年、TC楽器の第一回改造エフェクターコンテストに参加しました。

おかげさまでBARKS賞という賞をいただき、インタビュー、BARKSの記事にしていただきました。大変ありがたいことでございます。

問い合わせしたところオリジナルでも良いとのことだったので、ちょっと飛び道具的な面白いやつを出してみようと考えました。

その結果、思いついたのが、ドリル奏法のサウンドを出すエフェクターです。

あれって、ピックアップの近くで電動ドリル(ポールギルバートはマキタを愛用していたはず)をウィーンってやると、その音を拾って、アンプでも歪が加わって、ギュワーンという音になるという仕掛けです。

エフェクターでやるので、エフェクターにピックアップを乗っけて、その近くでドリル音近い音を出せばいけるのでは、ということで小さいモーターでやることにしました。

これがあれば、ドリル無くてもMR.BIGのダディブラや、VANHALENのパウンドケーキが再現できるという代物です。(本当か?笑)

 

 

設計

 

至って単純な仕掛けです。

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見かけのインパクト重視にしたかったので、TrueBypassではなく、モーター音の音量調整やトーン調整も無しです。

INPUTの信号はOUTPUTにそのまま直結しており、ピックアップからの出力も常に合流しています。モーメンタリースイッチを踏むと、モーター・LEDがONになります。

モーターもLEDもプラス側は常にショートしており、モーメンタリースイッチを踏むとマイナス側もショートされて動作します。

本当は電源はACアダプターで完結したかったのですが、モーターの規格に必要な電流が作り出せず、モーターは電池、ACアダプターはLED用という仕様になってます。

 

製作過程

まずはアルミダイキャストケースの鏡面加工、穴あけからです。

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一番下の大きい穴がモーメンタリースイッチ用、上部の大きい4つの穴が、ピックアップ保護用にバーを取り付ける穴です。(保護の意味もありますが、どちらかと言うとデザイン的にカッコイイからという理由でつけています)

小さい穴はピックアップの出力導線やモーターの導線用、あとはLED2個分の穴です。
華やかにしたかったので、ONのときに緑と青のLEDがピックアップ下で光るようにしました。

またLEDは直進性が強いので光の漏れが弱くなる懸念がありました。

そこで、光を散らすためにブラスト加工といって、LEDの表面を細かめのやすりで軽くスリスリして、光が分散するようにしました。表面が軽く白くなったらOKです。


これに部品を取り付けていって、下部だけGoldに塗装したのがコチラです。
(あまり途中経過の写真が無くてスミマセン・・・)

ピックアップ保護用のバーはホームセンターでちょうど良いサイズのを見つけてGETしてきました。

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このエフェクターの名前をどうしようか考えたのですが、ちょっとWahっぽいなぁと思い、サウンド的にはBabyではなくてBearだから、ということで「Cry Bear」と命名しました。


で、毎回悩むのですが名前をどうやって入れようかと。

レタリングシートは何か安っぽい気がするし、かといって、キレイに入れられる機材を持っているわけでもないし。

というわけで、Goldの表面を削って文字入れすることにしました。


百均で入手したミニルーターを使います。

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いきなり手書きは絶対ミスるので、「Cry Bear」の文字を印刷して、それを当てて削ることにします。

何種類かの大きさの文字を印刷して、実物に当ててみてバランスを見ます。

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バランス的にはこんな感じで。

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ただ、いきなりはコワイので、裏蓋で練習です。

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う~ん、、、下手くそ。。
何か嫌な予感しかしません・・・

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コワイけどやるしかない!
いってみます!

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そして、嫌な予感的中。
下手過ぎる・・・

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でも私は思いました。
この下手くそ感が、手作り感があって逆にいいのでは、と。


そう自分に言い聞かせて、これでヨシとします。


最終的にモーターはピックアップの上ではなくて、横のほうが好みのサウンドになったので位置調整して、家にあったキーホールダーのよく分からない輪っこを見つけ出してきて、固定用に使います。

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完成

エフェクトONするとLEDがキレイに光ります。

ピックアップの左下が緑、右上が青です。

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やっぱり、暗闇のほうが華やかですね。
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実はこれ、モーターの角度を変えるとサウンドが変わります。

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というわけで、キワモノエフェクター「Cry Bear」の製作過程のご紹介でした。

 


BARKS賞受賞時のインタビュー記事はコチラです。

 

 

 

こういう変なエフェクター考えるのって楽しいですね。

 

少し実践向きに、ドリル音のボリュームとTrueBypassスイッチ増設をしようかなーと思っています。


また、変なの作りたいなー♪



ではまた!

【耳で比較してみよう】導電塗料は有りか?無しか?

どうも、lenheyvanです。

 

恒例になってきました「耳で比較してみよう」企画シリーズです。

 

今回は導電塗料+Full-Upボリュームです。

導電塗料のメリットは「ノイズを減らす」、デメリットは「ハイ落ち」と言われてますが、実際のところどうなのか試してみました。(音源あり)


あと、単に導電塗料を塗ってサウンド比較するだけではなく、私にはやりたいことがありました。

それは、ハイ落ちした部分を、SONICのFull-Upボリュームでカバーできないか?です。
Full-Upボリュームをそのまま使うと、ギターによってはちょっと音が固いんですよね。

導電塗料でハイ落ちしたギターに使えば、「ノイズが少ない」「ハイ落ち」しない、が実現できるのでは、という淡い期待です。


他の「耳で比較してみよう」企画はコチラ

↓↓↓

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導電塗料とは


その名の通り、電気を通す塗料です。

エレキギターはコイル(ピックアップ)の上を弦が振動することでコイルに電流を発生させ、それをエレキギター内の回路を通ってアウトプットジャックから出力します。

コイルで発生した電流がアウトプットジャックに辿り着くまで、外来ノイズにさらされていますので、ここでノイズが混入され、それが「サー」「ジー」というノイズになります。

ギター信号に外来ノイズが飛び込んできても、入り込む前にグラウンド(アース)へ落ちてくれれば、ノイズ成分は捨てられるのでノイズが小さくなります。

これを導電塗料をピックアップや内部回路部分のキャビティ内に塗ることで、外来ノイズをキャッチして、グラウンド(アース)へ捨ててしまおうというのが、導電塗料の狙いです。

当然、ノイズを捨てるには、導電塗料で塗った部分がグラウンド(アース)へ接地されている必要があります。(弦アースと同じ仕組みです)

ここまでが導電塗料のメリットです。

しかしデメリットもあって、導電塗料は極小さなコンデンサ容量を持ちますので、僅かなローパスフィルター(意味的にはハイカットフィルターのほうが分かりやすいかも知れません)を生成するので、ハイ落ちします。

これをデメリットと捉えるか、メリットと捉えるかは人によって違いますが。


ノイズはどのくらい減るもんなんだろう?

ハイ落ちはどのくらいするんだろう?

が気になったので、実際に試してみました。

 

アイテム準備


今回実験台に使うのは、わたくしお手製の、元YAMAHA MG-MⅢのEVH Frankensteinギターです。


製作過程はコチラ

↓↓↓

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何故これにしたかと言うと、単純に、私が持っているギターの中でノイズが少し大きめだったからです。


今回必要なアイテムは3つです。


1.導電塗料


今回、使用したのはサウンドハウスさんで評判が良く、かつ、お手頃価格のSONICの「SP-01」です。

SONICさんて、Full-Upボリュームと言い、良い製品作ってますよね。


2.頭大きめのネジとワッシャー

ホームセンターで15個入りで150-200円くらいで売っています。
これは、導電塗料をグラウンドに落とすために必要です。

 

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こんな感じにして使います。

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3.小さめのハケ

これは、百均で十分です。

 

導電塗料を塗る

 

さて、では、早速塗っていきましょう。

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横着して弦張ったままやってますが、弦を外して行うことをお勧めします。
弦に塗料がつくと、取るが面倒だからです。

また、ボディの際部分はマスキングテープで保護したほうが良いです。
そうすれば、ギリギリまで攻めてボディ部に塗料がつく心配がありません。


↓ではシールドケーブルにも塗料がついてしまいました・・・
こういうのもマスキングテープで保護してからやりましょう。

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2度塗りするよう書いてあるので、全体的に塗ったら乾かします。
2-3時間くらいで乾くと思います。



これくらいになると二度塗りしてOKです。

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もう一回塗って乾いたら塗布作業は完了です。

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グラウンドに落とす

準備していたネジ・ワッシャーを使って、導電塗料がキャッチしたノイズをグラウンドに落とします。

ネジの頭とワッシャーの間に導線を巻いて、これをグラウンドに落とします。

なんてことはなく、ピックアップのマイナス側(以下のような二芯タイプだと導線を覆っているシールド線)やアウトプットジャックのマイナス側がグラウンドに落としてあると思いますので、そこに、今回追加した導線もハンダつけしてあげれば良いです。

 

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テスターを持っている方は、ここまでやったら、ちゃんと導通するかを確認しましょう。


サウンド比較

さて、いよいよサウンド比較です。


3パターンで音源を録りました。
もちろん、どれもギター・アンプのセッティングは全く同じです。

音源1(Gain高め)

①導電塗料なし+通常の500kΩポット

 

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

②導電塗料あり+通常の500kΩポット

 

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

③導電塗料あり+Full-Upボリューム(FV-12)

 

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

音源2(Gain低め)

①導電塗料なし+通常の500kΩポット

 

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

②導電塗料あり+通常の500kΩポット

 

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

③導電塗料あり+Full-Upボリューム(FV-12)

 

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

 

比較結果

 

Gain高めの冒頭部分を聴いてもらえば分かるとおり、導電塗料を塗布することで、ノイズは結構減りましたね。大きめの「ジー」から、小さめの「スー」に変わりました。

ノイズ削減効果は大きいです。

気になるハイ落ちですが、やはりハイは少し落ちますね。
少し柔らかめの印象です。超高域部分が丸くなったように感じます。


そして、Full-Upボリュームにすると、超高域が復活します。
ただ、予想はしてましたが、導電塗料を塗布する前と同じではないですね。

Gain低めのほうが分かりやすいですが、何というか、超高域の出ている量は同じなのですが、倍音の色気がほんの少し減った気がします。

①超高域が多めの信号 → 通常のボリュームポットでハイ落ち(※1)
②超高域が少なめの信号 → Full-Upボリュームでハイ落ちさせない

 

では、サウンドが異なるようです。

 


※1 「ボリュームポットでハイ落ち?」という方はコチラの記事をご参照ください。
↓↓↓

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つまり、一度落とした高域成分・倍音成分は元には戻せないということですね。

ただ、これ微妙な差です。
ノイズを減らしたいけど、高域が元気なサウンドが好きという方には良いと思います。

導電塗料でハイ落ちした後に、ボリュームポットをFull-Upボリュームに変えると、明らかにサウンドが元気になりました。(良い悪いではなく、サウンド傾向として)


私の結論としては、こんな使い分けかなと思いました。

①導電塗料なし+通常の500kΩポット
  ⇒ノイズはあまり気にならない。高域の出方にも不満は無い。

②導電塗料あり+通常の500kΩポット
  ⇒ノイズが気になるので落としたい。
   高域を少し抑えた落ち着いて太いサウンドが好み。

③導電塗料あり+Full-Upボリューム(FV-12)
  ⇒ノイズが気になるので落としたい。
   でも高域が元気で派手なサウンドが好み。


私のEVH Frankensteinギターは、当然VANHALEN用なので、Gain高めのセッティングで弾くのでノイズが気になる(落としたい)、かつ、高域が元気で派手に歪むサウンドがピッタリなので、③で落ち着きました。

 

これのあと、TeleGibもノイズが大きめだったので、導電塗料でノイズ対策しました。
TeleGibはもちろんJeffBeck用なので、太めで落ち着いたサウンドを狙って、②の状態(通常のボリュームポットのまま)にしました。

 

 

みなさんも、導電塗料とボリュームポットで、サウンド調整いかがでしょうか。

 

 

ではまた!

Ice-Crash Sound(inspired by ブラウンサウンド)

どうも、lenheyvanです。

 

このブログを見ていただいてるみなさんはご存知のとおり、私は大のエディファンであり、ブランドサウンドが大好きです。

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今まで、フランケンギター製作をしたり、ブランドサウンドに近づくためのピックアップの紹介をしたり、エディ的なアンプセッティングの紹介をしてきました。

 

[フランケンギター製作]

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

[ブランドサウンドにピッタリなピックアップ紹介]

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

[実際にエディと一緒にスタジオでサウンド調整していた人の話]

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

VANHALENの1stのギターサウンドはRock史上、最高峰だと思っています。

 

私の頭の中で鳴っている最高のギターサウンドは、ブランドサウンドをベースとしてもう少しだけ味付けの違う方向性なのですが、アンプを改造し続けることで、ようやく辿り着けました。

 

そのため、今では歪みサウンドはアンプだけで作っているので、アンプ直結です。

私はそのサウンド「Ice-Crash Sound」と名付けました。

みなさんの好みに合うか分かりませんが、私の中では最高のサウンドです。
是非、ヘッドホンもしくはイヤホンで聴いてみてください。

High-Gainバージョンは1stのレコーディングを再現して、ギターサウンドは左にパンして、PlateReverbをかけていますので、それも楽しんでいただければ。


[High-Gainバージョン]
VANHALEN 1stのリフを中心に構成しています。

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[MId-Gainバージョン]
Originalのリフ、マイケルシェンカーのDoctorDoctor、Looking for love、Guns 'N RosesのYou Could Be Mine等で構成しています。

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[Low-Gainバージョン]
Originalのリフ、VANHALENのPanama、AC/DCのBack In Black等で構成しています。

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「Ice-Crash Sound」の特徴

 

どんなサウンドにしたかったと言うと、雪国の方でないと分かりにくいかも知れませんが、初冬に凍った水溜りの氷を踏んだ時に、バリバリっと乾いて迫力のあるクランチ―なサウンドです。

Brown-Soundって破裂音が特徴だと思うのですが、WetではなくDryな破裂音が好きで、それが氷が割れるときのサウンドそのものなんですよね。

そのサウンドギターアンプで表現しています。

Brown-Soundと同様に破裂音を特徴としていますが、中音域を少し抑えることで、Dryな味付けにしています。

Hi-midにピークを持ってくることでザクッと気持ち良い歪みにしつつ、金属的な周波数は排除しています。

 

 

 

「Ice-Crash Sound」確立までの経緯

 

「You Really Got Me」のイントロのRiffのぶ厚い壁のような迫力と、めちゃめちゃ歪んでいる(ように聴こえるのに)、コードの分離感がクリアで実はそんなに歪んでないんじゃないかと思えるような、あのサウンド

世界中の人が憧れて、追い求めるわけが良く分かります。

ずっとそのサウンドが頭の中では鳴っていて、そのサウンドを出すべく色々なアンプ、エフェクターを試してきましたが、全然たどり着けませんでした。

 


ブランドサウンド系とか、Plexi系と呼ばれるものはYouTubeですぐにチェックして、良さげなものは中古で手に入れて、やっぱり満足できず売って、を繰り返すこと20年くらいです。

「You Really Got Me」のイントロのRiffを弾いて、「あ~やっぱり違うなー」の繰り返しです。

 

最終的にMarshall + MXR distortion+が一番近かったのですが、やはり求めるサウンドには遠く、市販品ではどうしても痒いところに手が届きません。

 

というわけで、「じゃあ自分で改造して理想のサウンドに近づけよう」がエフェクター改造・自作を始めたキッカケなわけです。

 

見よう見真似でオリジナルエフェクターを作りながら、3,4年経って、オリジナルエフェクター+アンプでようやく自分の中で80点というレベルまでいきました。

 

ただ、同時にそれ以上にはいかないことも分かりました。

 

やはり本物のブラウンサウンドを得るためには最終的にアンプなんですよね。

 

そこで今度は真空管アンプの動作原理を学習しはじめて、アンプ内部の回路もモディファイするようになりました。

 

全然知識無かったので(エフェクター自作していた知識は役立ちましたが)、ネットで情報を集めて、どんな原理でアンプが動作しているのかを把握し、そこからどこを改造したらどんな効果が得られるかを学んでいきました。


書籍では、林正樹さんの以下の本が素人にも分かりやすく、非常に役立ちました。
すごくお勧めです。

林さんのブログで不明点を何度か質問さえていただきましたが、丁寧に回答してくださって、すごく勉強になりました。

 

 

英語できないですが翻訳サイトという文明の力を借りて、海外のMarshallForumにもスレッドを立てて、海外の方達の意見なんかも聞いて、色々試すこと半年、形になったのが「Ice-Crash Sound」です。

海外では、アンプをいじることって割とよくやられていて、YouTube見ても、「さあ、ここの回路をちょっとこんな感じにしてみよう」とか言いながら、Before/Afterのサウンド比較したりする動画がバンバンあがっています。

日本もそんな感じでエフェクターやアンプをD.I.Yしちゃう文化ができると楽しいでしょうね。

 

 

私が学んだ情報(価値)を発信することで、みなさんにももっと楽しいギターライフを送って欲しいと思い、書籍化してますので、良かったら読んでみてください。

kindle unlimitedに入っている方は「読み放題」に入ってますので無料で読めます。

 

真空管ギターアンプの仕組み(前編)
~回路図の解説~


真空管ギターアンプの仕組み(後編)
~モディファイの実践方法~

 

ではまた!

 

 

ギターボリュームをMAXにしてもハイ落ちする!?

どうも、lenheyvanです。

 

今回はギターのボリュームポットの話をしたいと思います。

 

ボリュームポットを選ぶ際にはメーカー(CTSが有名)、抵抗値(250k/500k/1M等)、カーブ(A/B/C)がありますが、抵抗値についてのお話です。

 

はじめに

 

よく、ストラトは250kΩ、レスポールは500kΩ、テレキャスは1MΩとか言われますが、何故でしょうか?(ビンテージのレスポールなんかでは300kΩが使われたりします)

 

結論から言うと、これは程よくハイ落ちさせることで、耳に痛い金属的な響きを除去してサウンドに柔らかさをもたらしたり、ギターサウンドの美味しいミドル帯域を強調したりしています。

 

何が良いサウンドかは百人十色なので、ハイ落ちを全くさせない音が好きという方もいると思うので、ハイ落ちさせるのが正解という意味ではないです。

 

この辺はギター自体やピックアップの特性を踏まえて、選択するのが良いと思います。
また、ボリュームポットを積極的に音作りに利用するという手もあります。

 

例えば、レスポール+ハムバッカー、ボリュームポットは500kΩの組み合わせなんかは定番だと思いますが、もっと高音域を抑えて、ぶっとい音にしたいとう場合があるとします。

 

その場合は抵抗値を下げて、250kΩや300kΩにするという選択肢が生まれます。
抵抗値を下げる分、ハイが落ちて少しモコモコするのでザクザクした歪みサウンドは出しにくくなります。

私の感覚からするとリズムギターというよりリードギターですね。

HR/HM向きではなくて、Jazzやフュージョン、もしくは70年台のオールドRock向きな気がします。

 

では、何故ハイ落ちするかのメカニズムについて解説していきます。

 

何故ハイ落ちするのか!?

 

以下の絵を見てください。

こんな信号の流れになっています。

 

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ピックアップから出力された信号は、ボリュームポットを通って、OUTPUTジャックから外に出ていきます。


ボリュームポットを小さくしていくと(反時計回り)、こんな信号の流れになります。

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回していくとグラウンドへ捨てられる信号が多くなっていき、ボリュームが小さくなっていきます。
最後はグラウンド(一番下の部分)に接地することで、ボリュームが全部捨てられて音が出なくなります。これがボリュームゼロの状態です。






逆にボリュームポットを大きくしていくと(時計回り)、こんな信号の流れになります。

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回していくとグラウンドへ捨てられる信号が少なくなっていき、ボリュームが大きくなっていきます。(正確に言うと「信号が捨てられなくなる」=ボリュームが大きくなる)



そして、ボリュームをMAXにしたときはこうなっています。

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ピックアップからOUTPUTジャックへ一直線に信号が流れています。
ただ、よく見てください、グラウンドに向かって微量の信号が流れています。


これがハイ落ちの原因です。


ギター信号とグラウンドの間に500kΩの抵抗が入っていても、「抵抗-グラウンド」の部分が接続されている限り、捨てられる信号はゼロにはならないです。

ただ、ピックアップからの信号ってそのままOUTPUTするとキンキンしがちなので、敢えてハイ落ちさせて、それを音作りに使っているということです。

上の絵ではボリュームポットの抵抗値が500kΩになってますが、これを下げるとハイ落ちの度合いが大きくなります。上げると逆にハイ落ちがしづらくなります。

シングルピックアップの場合は高音域が強い特性がありますよね。
だから250kΩを採用することによって、多めにハイを落とすことでサウンドのバランスを取ってます。

ハムバッカーはその逆の特性があるので、ハイはそこまで落とさないように500kΩがよく使われます。

テレキャスはジャキジャキしたキレを重視したギターなので、1MΩにすることでハイ落ちを微量にしています。



ここは、ギター自体の特性も合わせて選択すると良いと思います。

例えばメイプル材は高音がよく出ますし、逆にマホガニー材やコリアン材なんかは中低音が強めですよね。

今の自分のギターサウンドの高音域が強い/弱いを基準に調整してみると良いと思います。

 

ハイ落ちさせないという選択


高音がめちゃめちゃ強いサウンドが好きだ、という人にはハイ落ちさせないという選択肢もあります。

でも先程お話ししたように、

「抵抗-グラウンド」の部分が接続されている限り、捨てられる信号はゼロにはならない

です。

ではどうするかと言うと、方法は2つあります。

---------------------------
①ボリュームMAXで「抵抗-グラウンドの部分が接続されない」ボリュームポットを使用する

②スイッチを増設して、スイッチONでボリュームポットを通さないようにする
---------------------------


①はこんな製品があります。

SONICのフルアップボリュームというものです。


ボリューム下げたときは通常のボリュームポットと同じように使えるので、「ボリュームMAX時にハイ落ちさせたくない」という人にはピッタリです。

気に入らなかったら、元のボリュームポットに戻せばいいだけ、というのも利点ですよね。

トーン回路があるギターを使っている人は、トーンもセットで交換してください。そういうギターの場合、ボリュームだけ変えても効果が薄くなります。(と言うかあまり意味がありません・・・)

 


②は「ハイが強調されたサウンドと、通常のサウンドを切り替えながら使いたい」という人にピッタリです。

スイッチを1つ増設して、OFF時は通常とおりボリュームポットを通すようにして、ON時はボリュームポットを通過させずに、ピックアップからの信号を直接OUTPUTジャックに接続されるようにします。

使ってないトーンポットがあれば、その部分をスイッチ化するのもありますですし、そういうのが無ければ小さな穴あけ加工して、取り付けることになります。

手間はかかりますが、自分のオリジナリティ溢れるギターにしたい人には楽しい作業と思います。


私はレスポールだけ、SONICのFV-22を使っています。

以前はハイがガッツリ出るサウンドにすることで歪み方が派手になるのが気に入って、全ギターに採用していましたが、やっぱりちょっと音が固いな(細いな)と思うようになり、最終的にレスポールだけに絞りました。

500kΩだとちょっと私には柔らかすぎたので、F-22を使うことでちょうど良いバランスになりました。(歪ませたときの倍音感、歪みの深みが好きです)

以前紹介したWolfetoneのピックアップは高音が強く過ぎて手放してしまいましたが、今にして思えば、当時、SONICのFV-22を採用していたので、通常の500kΩポットだったら、もしかしたら好みのサウンドだったかも。

うーん、時すでに遅し・・・

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終わりに

 

ボリュームポットって地味ですが、サウンド影響はかなり大きいです。

試しに、自分のボリュームポットを250kΩ⇔500kΩを交換してみてください。
かなり高音域の感じ方が変わります。

私も実際、ハムバッカーに250kΩに交換してみたことがありますが、ぶっとくモコモコしたサウンドに変わりました。

私のやりたい音楽だともっとザクっとした歪みが欲しかったので元に戻しましたが、好きな人は好きなサウンドだと思います。


今の自分のギターサウンドに満足できてない人は是非試してみてください。

 


ではまた!

TeleGibのナット交換

どうも、lenheyvanです。

 

以前、ご紹介しましたが、TeleGibの塗装をリフィニッシュして廃材っぽくしまして、

デザインは私的に最高の仕上りになりました。

↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp

 

ただですね、サウンド的には不満がありました。

 

元がそんなに高いギターではなかったといのもあるかも知れませんが、どうも弦を弾いたときの響きが明瞭じゃないというか曇っているというか、どうもピンとこなかったんですよね。

 

でも、ボディの鳴りはすごくいいんです。

それだけにそこが残念で・・・

 

そして私の仮説は、ナットが弦の響きをスポイルしているのではないかと。

何故なら、ペグとブリッジはそこそこいいやつに交換済だったからです。

 

ブリッジサドルはコレです。

↓↓↓

 

そしてペグも同じくGotoh社製です。

 

 

 

 

1.ナットを外す

まずナットを外しますので弦を外します。

 

今回使うナットはTUSQという人工象牙です。f:id:lenheyvan:20220306185943j:plain



(TUSQのメーカー説明)

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TUSQ/タスクは、最も効果的にサウンドを向上させることが出きることで、世界中のトップ・ルシアーやギターメーカーが挙って採用しています。

TUSQのナットやサドルは骨や合成素材では得られない、さらに象牙にも勝るとも劣らないクリアーでリッチなサウンドとサスティーンが得られます。

TUSQのナットとサドルは、絃振動を最も効率的にボディーに伝達するようにデザインされています。

結果的に、弾けるような高音から豊かな低音まで、アコースティックな鳴りをロスなく引き出します。

倍音成分も骨に比べて遥かに優れ、部品によって失われていた素晴らしいサウンドを取り戻すことが出来ます。

アコースティックギターの場合は、ナット、サドル、ブリッジピン、この3つの部品を取りそろえることで最大の効果が得られます。
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そんな魅力的な説明をされちゃうと買わずにいられないですね。

「絃振動を最も効率的にボディーに伝達」「倍音成分が遥かに優れ」は殺し文句です。

しかもお手頃価格。

 

ストラト用(カーブボトム/以外)、レスポール用、溝有り/無し(有ると言ってもガイド用ですが)など種類があるので、しっかり自分のギターの仕様を確認してから購入しましょう。


ではナットを外していきます。

 

通常、微量の瞬間接着剤でつけてありますので、カッターやデザインナイフとかで、軽く切れ目を入れて取れやすくします。無理にやると木が剥がれちゃいますからね。

f:id:lenheyvan:20220306190314j:plainf:id:lenheyvan:20220306190329j:plainf:id:lenheyvan:20220306190346j:plain

 

そして、当て木をして、ハンマーで軽くトントンしてやります。

本当に軽くです。力はほとんど要りません。

 

 

横からトントンf:id:lenheyvan:20220306191042j:plain

 

 


下からトントンf:id:lenheyvan:20220306190853j:plain

 

上からトントンf:id:lenheyvan:20220306190934j:plain


 

撮り忘れましたが、逆の横からもトントン。

 

ポロっと取れました。 f:id:lenheyvan:20220306190747j:plain

 

 

 

 溝部分には少し接着剤が残っていますので、軽く紙やすりでキレイにしておきます。

(溝を削らないよう、やり過ぎ厳禁!!)f:id:lenheyvan:20220306191315j:plain

 

 

2.ナット加工

さて、TUSQ君の出番です。


当たり前ですが、加工前の状態では溝に入りません。f:id:lenheyvan:20220306191630j:plain

 

800番の紙やすりで削っていきます。
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コンマ数ミリくらいの作業なので、慎重に削っていきます。削り過ぎると元に戻せないので・・・


ゴシゴシやっては、当ててみて、またゴシゴシやるの繰り返しです。溝にギリギリ入るくらいで、縦幅はいったんOKとします。


横幅は結構削られないとダメですね。f:id:lenheyvan:20220306192216j:plain

 

 

高さも結構削らないと、弦高が高すぎます。


ちなみに、ナットは少しスラント(傾斜)していて、高いほうをボディ側に向けます。高いところで点で弦を支えるような感じです。
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溝幅はそれほど削らなくても入りそうだったので800番でやりましたが、ここからは結構削らないといけないので400番で目指すサイズの120%くらいまで削ります。


そこから、800番に戻して、細かな調整をしていきます。


元からついていたナットをガイド代わりに使うとやりやすいと思います。左が新、右が旧です。
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まだ、幅、高さともに削らないといけないですね。
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さらに800番で頑張って削っていった結果がコチラです。
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うーん、いい感じになりました。


難しかったのは底面です。


平面に削る必要があり固いもののうえで上から均等な力をかけているつもりだったのですが、端の部分が多めに削れてしまい、真ん中が甘めになり、軽くカーブ上になってしまいました。


最後に、やすりに斜めに当てることで真ん中部分だけやすりにかかるように削って補正しました。この辺は経験値勝負ですね・・・


初めての作業なので致し方なしです。ただ、何とか補正はできました。(いや、若干、まだ中央が丸いかな・・・)

 

 

3.溝切り

 

さあここが一番の難関である溝切りです。

 

HOSCOというメーカーで溝切り工具を出していて、失敗したくないので一番高いやつ(最安のサウンドハウスさんで1万くらい)にしました。


まあでも楽器店に出してやってもらうと、普通に1万くらいはいくので回収可能な投資です。

 

何より、ナット自体は安いので好きなときにお手軽にナット交換を自分でできちゃうメリットはでかいですね。ブラスナットも興味あります。

 


私が購入した溝切り工具はコチラ。

↓↓↓

 

Vinetoneパワードアッテネーターは最強!!

どうも、lenheyvanです。

 

最近すごく良いものを購入しましたので紹介したいと思います。

 

Vinetoneパワードアッテネーターです。

 

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1.パワードアッテネーターって何?

通常のアッテネーターが電源不要で使えるパッシブタイプだとすると、パワードアッテネーターは電源要のアクティブタイプです。

 

通常のアッテネーターよりできることが増えてます。

・センドリターンが使える

・LINE出力が可能

・出力を下げるだけではなく上げることもできる

 

私はパワードアッテネーターが欲しかった要件はズバリ、センドリターンです。

 

私が今使っているアンプはセンドリターンが無く空間系エフェクターをアンプに入る前にかけるしかない状態でした。私としてはサウンド的には許容できないです・・・

 

レコーディングではDAW側でかけるからいいのですが、スタジオやライブではやっぱりセンドリターンでかけたい。

 

ある程度の爆音にしてパワー管も歪みも加えたサウンド、かつ、アンプで歪ませたあとに空間系をかけたい、となるとパワードアッテネーターです。

 

有名どころではBadCatのUnleashという製品ですね。

 

ただ、私は元々、音質の良さで巷で有名なVinetoneアッテネータを愛用していたので、これのパワード版が欲しくなって、探したところ、SNSでお世話になっているジナパパさんが紹介されていましたので早速ご相談。


その後、Vinetoneさんに発注させていただきました。

 

ただし、パワードアッテネーターは通常販売している製品ではなく、個人依頼によって製作いただいた製品です。

 

 

紹介記事はコチラです。

(この場を借りまして、ジナパパさんありがとうございました!)

↓↓↓

 

zinapapa.work

 

2.製品レビュー

さて、届いたので僭越ながら使用してみてのレビューです。

 

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一言でいうと、最高です。

 

通常のVinetoneアッテネータのサウンドが気に入っていた私にはこれ以上ないパワードアッテネーターですね。

 

サウンドは通常のVinetoneアッテネーターそのままです。
背面にEQトリムがついていて、高音域を調整できます。MAXで通常のVinetoneアッテネーターと同等のようです。

 

INPUT TRIMが入力信号を調整するつまみになっていて、ピッキングしたときにINPUT TRIMのランプがピカッ光る状態になっていればGood。

 

早速、私が愛用しているStrymonのElcapistan、Blue Skyをセンドリターンでかけてみました。

 

これだよ、これ!

これが欲しかったんだよー

 

 

 

歪み後にかけているので、空間系が気持ち良いくらい澄みきった状態でかかります

 

ノイズゲートの「ISP TECHNOLOGIES / DECIMATOR II」もかけてみましたが、さすがにこれはギターとアンプの間でかけたほうが良いですね。

 

ノイズ無音になる状態でかけると、かなり不自然です。

まあそもそもセンドリターンでかける人はいないかも知れませんが・・・

 

また、LINE出力はお手軽に使いたい場合は重宝しそうです。
(特に夜のように音が出せない環境で)

 

私はこんな使い方をしてみました。

 

ギター → アンプ → Vinetoneパワードアッテネーター →(LINE出力)IK Multimedia iRig 2 → iPhoneのAmplitube

 

当然、マイク録りのサウンドまでにはいきませんが、Amplitubeのスピーカーシミュレーターを使うと、中々良いサウンドです。

 

デモギターのレコーディングや、同条件でギターサウンドを比較したい場合などで使えそうです。これまた嬉しい機能ですね。

 

3.少し調整

次にやってみたのは、パワードアッテネーターを通さない場合との比較です。

 

①ギター → アンプ → スピーカー

②ギター → アンプ → Vinetoneパワードアッテネーター → スピーカー

 

①と②を何度も付け替えて、サウンド比較してみました。

条件を同じにするため、アンプのVolume位置は変えずに多分20-30回はやったと思います。

 

私のアンプ・機材では、②のほうが若干だけ高域が落ちる感じがしたので、EQ部分のコンデンサの容量を何度も調整して、(へっぽこな)私の耳で全く同じと感じられるポイントで確定しました。

 

あと、たぶん、私はクラシックなMarshall1959や1987のハイが思いっきり抜けるサウンドが好きなので、EQは微調整程度でしか使わなそうと思い、Potの抵抗値を小さめに変更しました。

 

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4.最後に

 

いやー、もう最強ですね。

 

音質変化なくアッテネーターとして使えて、かつ、センドリターンが使えるんだから。(もちろんゼロじゃないでしょうけど少なくとも私の耳では同じ。自分が良いと思うならそれでOKです)

 

以前、Marshall1987x(2016年製の復刻版)を持っていた時期があり、センドリターンを使ったことがありましたが、どうもイマイチだったんですよね。

 

弾いて20分くらい経つと急に出力が下がって、おかしなサウンドになり、センドリターンから外して電源OFF→ONすると治るとという謎の事象に見舞われました。(故障していたのかな・・・)

 

そしてサウンドもどうも私にはしっくり来ず、空間系のかかり方なのか、原音なのか、劣化感を感じました。私の個体の問題だったかも知れませんが。

 

しかーし、Vinetoneパワードアッテネーターはそんなものとは無縁です。


センドリターンて多分、信号が劣化しないようにカソードフォロワーとかしっかりやらなきゃいけないんでしょうけど市販品だとそこにあまり力を入れてない(コスト的に入れれないが正しいのかな)と聞いたことがあります。

 

パワードアッテネーターはその部分をしっかり作りこんでいるからなんでしょうね。

 

というわけで、Vinetoneさん、ジナパパさんに感謝でございます。

 

ではまた!

 

 

 

【耳で比較してみよう】プリ管取っ替え引っ替え

どうも、lenheyvanです。

 

「耳で比較してみよう」シリーズ第二弾です。

今回はプリ管を新しく購入したので、取っ替え引っ替えしてみたいと思います。

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他の「耳で比較してみよう」企画はコチラ

↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp

 

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ちょうどヘッドから基板を出してバイアス調整していたところだったので、そのままプリ管を差し替えながらサウンドの変化を確認してみました。

 

バイアス調整を自分でやってみたい方はコチラ

↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

 

はじめに

 

以前 Marshall 1987x を持っていたのですが、その時に、Marshallオリジナルのプリ管からTung-Solの12AX7に交換した時にローミッドの締まり具合やハイミッドの倍音の出方がすごく気に入って、今のアンプもこれに交換してみたいと思ってました。

 

Tung-Solの12AX7を通常版のものを二つと、高信頼性のECC 803S(ゴールドピン)を購入しました。(ECC 803Sはちょい高くて1.5倍くらいの値段です)

 

もともと私のアンプにオリジナルで付いていた真空管は初段から

JJ-エレハモ-エレハモという構成です。

 

以前の経験から音色に影響が一番大きいのが初段でしたので、

 

①初段の真空管を全種類試して、お気に入りを決める

②二段目を残りのものから一通り試してお気に入りのものを決める

③三段目も残りのものから一通り試してお気に入りのものを決める

 

という手順でやってみました。

 

本当は、順番入れ替えたりするといいんでしょうが、音源も録りながらやっていたので、ちょっと面倒だったので。

 

弾いてるときの感触と、あとで録音した音をもう一度聴いた時に印象が変わる可能性もあるのと、記録として残しておきたいという意図もあり、試した組み合わせを全部録音してみました。

 

Cubaseでマイク録りしてます。

皆さんがプリ管を選ぶ場合の参考にして頂ければ。

 

 

以下、サンプル音源です。

是非イヤホンやヘッドホンで聴いてみてください。

 

生のサウンドで比較して欲しいため、音源としてのマナー程度のリバーブのみで、敢えてノイズ除去もしてません。

 

また、前述のとおり、この作業の前にアンプのバイアス調整をしていたので基板むき出しの状態で録音してますので、外来ノイズを拾ってそれがそこそこ入っています。

ご了承ください。特にハイゲインで試したRiff3。

(ヘッドにしまってから録音すれば良かったー。。。)

 

サンプル音源

 

<Riff1>

1.【JJ】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

2.【Tung-Sol 12AX7】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

3.【Tung-Sol ECC803S】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

4.【Tung-Sol ECC803S】-【Tung-Sol 12AX7】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

5.【Tung-Sol ECC803S】-【JJ】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

6.【Tung-Sol ECC803S】-【JJ】-【Tung-Sol 12AX7】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

<Riff2>

1.【JJ】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

2.【Tung-Sol 12AX7】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

3.【Tung-Sol ECC803S】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

4.【Tung-Sol ECC803S】-【Tung-Sol 12AX7】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

5.【Tung-Sol ECC803S】-【JJ】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

6.【Tung-Sol ECC803S】-【JJ】-【Tung-Sol 12AX7】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

<Riff3>

1.【JJ】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

2.【Tung-Sol 12AX7】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

3.【Tung-Sol ECC803S】-【EH】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

4.【Tung-Sol ECC803S】-【Tung-Sol 12AX7】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

5.【Tung-Sol ECC803S】-【JJ】-【EH】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

6.【Tung-Sol ECC803S】-【JJ】-【Tung-Sol 12AX7】

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

サウンドインプレッション

 

私がいろいろ試した結果一番好みのサウンドだったのが Tung-SolのECC 803S でした。

 

Tung-Solの12AX7はローミッドがパンチがあるのと、ハイミッドの倍音(1Khzくらい?)がキレイに出るという特徴があるように私には聴こえました。

 

そのサウンドは凄く好きなのですが 、JJのような高音域が煌びやかなサウンドもすごく大好きです。

 

Tung-Solの ECC803 S は同メーカーの12AX7を更に派手にさせたような音色に感じました。

 

逆にTung-Sol 12AX7のようなローミッドが締まる感じはあまり受けませんでしたね。

初段にはあまり低音域成分は入らないほうが私は好きなので、この管が気に入りました。(ECC83と12AX7の違いなんでしょうかね?)

 

あと面白かったのは、ECC803Sにするとアンプの音が大きくなった点です。

Cubaseへの入力が過入力で割れたため、少しINPUTレベルを下げて他と同じくらいに調整しました。ゲインが高いんでしょうね。

 

三段目のプリ管はTung-Solの12AX7とエレハモですごく悩みましたが、1段目と2段目との相性なのか12AX7だと音が締まりすぎていて、もうちょい暴れ感や、低音のルーズさが欲しいなと思い最終的にエレハモをチョイスしました。

 

でも、Tung-Sol 12AX7のハイミッドの倍音も捨てがたいのでまだちょっと悩んでますが・・・

 

 

最後に

 

さて、皆さんの好きな組み合わせはどれでしたか?

 

ECC 803Sはすごく気に入ったのでもう一本購入して2段目の JJ と交換してみたいなと思いますが少しお高めなのと、同じもので揃えるのもちょっと芸がないような気もするのでまた今度にしたいと思います。

 

ではまた!

 

(2022/4/6追記)

やっぱり欲しくて、ECC 803Sをもう一個買いました。

最終的な好みは、次の通り。

1段目:Tung-Sol ECC803S

2段目:Tung-Sol ECC803S

3段目:エレハモ 12AX7

 

1、2段目はハイ抜けが良くクリスピーなECC803S、3段目はローミッドが芳醇でジューシーなエレハモがバランス取れて良かったです。

 

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(2022/3/12 追記)

さらにアンプいじりが高じ過ぎて、真空管アンプの回路解説、モディファイ方法についての電子書籍を出版しました。

kindle unlimitedに入っている方は「読み放題」に入ってますので無料で読めますので是非どうぞ!

 

真空管ギターアンプの仕組み(前編)
~回路図の解説~


真空管ギターアンプの仕組み(後編)
~モディファイの実践方法~

バイアス調整の方法

どうも、lenheyvanです。

 

アンプいじりが高じて最近、バイアス調整を自分でやるようになりました。

 

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最初はおっかなびっくりでしたが、やってみると非常に簡単なもので、「こんなんで業者に高いお金を払っていたのかー」と思いました。

 

ま、そういう知識を持ってることに価値があるので、作業自体は簡単でもそれくらいのお金を取るのは当然ではあります。

 

なので、その知識を身に着けてみました。

 

バイアス調整くらい自分でやれるようになりたい、という方は是非やってみて欲しいと思います。

 

本記事ではざっくり概要だけ説明しています。

 

ある程度知識がある方であればこの程度で十分かと思いますが、回路をあまりいじったことない方は「ちょっと無理かな」と思うかも知れません。

 

でも大丈夫です。

 

実際の作業をどのように行うかは、書籍化しており、実際に回路をヘッドから引き出すところから、手順に沿ってバイアス調整を写真付きで実演しながら解説していますので、これが一冊読めば、あなたもバイアス調整を自分で気軽に行うことができちゃいます。

↓↓↓

 

www.amazon.co.jp

 

はじめに

堅苦しいことを言って申し訳ありませんが、これは大事なことなので必ず読んでください。


真空管アンプには場所によっては400-500vという高電圧がかかっています。

たとえ電源を切ったとしても、大容量コンデンサには高電圧が蓄積されています。

 

そのため、不用意のこれらを触ってしまうと感電し、場合によっては感電死のリスクもあります。

バイアス調整、真空管交換の作業においては、万全の注意のうえ、ご自身の責任で行ってください。



少し怖がらせてしまいましたが、ちゃんとルールを守ってやれば、必要以上に怖がる必要はありません。

 


私は次のことを守って作業しており、いつも楽しくバイアス調整、真空管交換しています。

  • アンプ内部をいじる場合は必ず電源(スタンバイスイッチだけでなく)を切ってから行う
  • 厚手の軍手かゴム手袋を着用する(直接コンデンサ等に触れないようする)

  • 必ず片手で作業する
    (両手で触って万が一感電した場合、アンプ→片手→心臓→片手→アンプというループができてしまい、心臓に電流が流れて非常に危険)

 

バイアス調整の手順

 

それではバイアス調整の手順を解説していきます。

0.アッテネーター経由でキャビネット接続

スパイクノイズでスピーカーを痛める可能性があるので、アッテネーター経由でキャビネットに接続する。
 
  アンプ→アッテネーター→キャビネット

 

 

1.コントロールグリッドのバイアス電圧を深くしておく

以下のとおりテスターを挿す。電源ONで-45V程度のマイナス電圧がかかる。ここで半固定抵抗を回して、この数値を小さくしておき、バイアス調整時に突然大きな電流がかからないようにする(-50Vとか)
 

 プラス側  :5番ピン(コントロールグリッド)
 マイナス側 :8番ピン(カソード)

 

 

2.プレート電圧(Ep0)の測定

以下のとおりテスターを挿す。電源ONではまだ電圧がかからない。スタンバイONにすると電圧がかかる。

 

この電圧から5~10V引いた値がEp0になる。
 
 プラス側  :3番ピン(アノード(plate))
 マイナス側 :8番ピン(カソード)

 

 

3.適正電流値の計算

以下数式で計算する。

 (PD/Ep0)*0.7=Ip0

 

これに3~4mA足した値が適正電流値(Ip0)になります。

 

 PD :プレート損失(W) ※EL34は25W
 Ep0 :プレート電圧(V)
 Ip0 :アイドリング電流(プレート電流)(mA)

 

 

4.バイアス調整

以下のとおりテスターを挿す。

 

スタンバイONにて電流が流れるので、半固定抵抗を調整して、目的の数値まで上げる。

 プラス側  :1Ω抵抗(※1)の1番ピン側
 マイナス側 :1Ω抵抗(※1)のGND側

 ※1 1番ピンとGNDの間に1Ω抵抗を事前に取り付けておきます。

 

はい、以上終了です。

 

慣れるとここまでで30分あれば十分です。

 

私はプリ管と同じ感覚でパワー管を交換し、ささっとバイアス調整して、サウンドの変化を楽しんでいます。(いわゆる球ころがし)

 

おわりに

 

アンプ内部の回路は少し知識が無いとキケンなので、専門業者の聖域であり素人は触っちゃいけないというような風潮があります。


ただ、海外では自由にアンプをD.I.Yしたりモディファイしています。


そういうところはすごく皆自由に、かつ、活発に行っています。

 

YouTubeでも回路図を見せながら、

「ここの抵抗をこっちに付け替えてみよう。さあ、どんなサウンドになるか楽しみだ。」

とか言いながらハンダごてでいじりながら、最後にBefore/Afterを実際に聴き比べてみる、なんて動画もごろごろ転がっています。

 

「ちゃんと安全に配慮したうえで思いっきり楽しむ!」という文化が日本にもできると、もっと楽しくてHAPPYな世界が待っていると私は本気で思っています。

 

ではまた!

 

(2022/3/12 追記)

さらにアンプいじりが高じ過ぎて、真空管アンプの回路解説、モディファイ方法についての電子書籍を出版しました。

kindle unlimitedに入っている方は「読み放題」に入ってますので無料で読めますので是非どうぞ!

 

真空管ギターアンプの仕組み(前編)
~回路図の解説~


真空管ギターアンプの仕組み(後編)
~モディファイの実践方法~

 

そして、辿り着いた私なりのブランドサウンドがコチラです。

↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp

 

ブラウンサウンドに近づくためのピックアップ選び(2/2)

どうも、lenheyvanです。

 

はじめに

以前、ブラウンサウンドに最適なピックアップを紹介する記事を書きましたが、いやーいいものを見つけちゃいました♪

 

lenheyvan.hateblo.jp

 

↑の記事で、最終的に辿り着いたのが「Vanzandt Tru Bucker」でしたが、あれからもピックアップ漁りはライフワークのように行っていて、非常に良いものを見つけたのでご紹介します。

 

海外ブティック系の世界へ

ピックアップ大好きな私は、よくお世話になっている有名な「ピックアップ大将」さんで紹介されていた海外の(日本では)マイナーなあるピックアップが気になり、そこから海外ブティック系の世界へ入っていくことになります。

 

私はあまのじゃくなので、Tom Holmes、LINDY FRALINのような知名度のある高級ピックアップには目もくれず、日本では知名度無いけど海外で評価されているものが好きです。(David Brayアンプを手に入れたのも、私の根底にはそういうものがあると思います)

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

そして海外のブラウンサウンドの記事とか見てると、「このピックアップ最高だぜぃ」と言っている人がちょいちょい居て、聞いたことないようなメーカーのピックアップを紹介してたりすることがあります。

 

そうなると、ピックアップ大好きな私としては気になって、ググったり、Youtubeでどんなサウンドか聴いてみたりしてどうしても欲しくなってしまいます。

 

というわけで、日本では知名度無いけど海外で結構人気がある(と思われる)メーカー2つを紹介したいと思います。

 

そしてこのブティック系の世界へ入ったことで、今の私の中ではブラウンサウンドには最適なピックアップを見つけることができました。

今や、ブラウンサウンドを目指すなら、私の一押しのピックアップです。

 

①Wolfetone Pickups

これは「ピックアップ大将」さんで紹介されていたのですが、要約するとこんな感じです。

倍音がめちゃくちゃ出る

・全帯域に渡ってハリとパンチがありダイナミックレンジが大きい

・ピックが当たった時に炸裂感がスゴイ

・トレブルが突き抜けている

・低音弦でリフを弾くと存在感がある

ピッキングしたときの情報量が多い

 

これ、まさに私が求めているサウンドじゃないかと。

もうこりゃ買うしかないです。

 

ただ、輸入代理店が見当たらなかったので直接本国のサイトから購入しました。

 

それがこちらです。

https://www.wolfetone.com/

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Humbuckerのラインナップとしては上図の8つです。

PAF系だと Marshallhead、Dr.Vintage、Marshallhead MKⅡ、Legends です。

 

Youtubeや中古市場調べると、Marshallheadは球数が多いようなので人気がありそうです。名前もまさにマーシャルなサウンド出します的な感じですもんね。

 

私の気になっているGrey Wolfeはモダン系に属してます。


モダン系のラインナップは Grey Wolfe、Timbre Wolf、Fenris、BisterBucker の4つで、Youtubeで色々聴いた結果、Timbre Wolfが太く、かつ、倍音豊富でパワーのある迫力的なサウンドに感じました。

 

ブランサウンド目指すなら直流抵抗値が7.5-9.0kΩ程度のPAF系が定説となっていますが、どうしても気になるのでGrey Wolfeを購入しました。

 

加えて、私が購入した時期はコロナに負けるなキャンペーン的なものをやっていて、20%OFFとお安くなっていました。

 

私のレスポールはハイパワー専用(HM専用機)にしているので、レスポール用にTimbre Wolfも合わせて購入しました。

 

ではサウンドインプレッションです。

 

Grey Wolfe(ブリッジ用)

サウンドはまさにピックアップ大将に書かれていたとおりです。


例えるなら、DuncanのSH-PG1b Pearly Gates(パーリーゲイツ)の中域のハリを全体的に広げたようなサウンドです。

 

トレブルが強いので、ギャリンギャリンというようなテレキャスっぽさに太さを加えたような感触です。

 

ただ、ちょっと私には、全帯域が全部強い(平坦に感じてしまう)というところと、金属的な高音が耳につく、という2点が好みに合わず、売ってしまいました。

 

Timbre Wolf(ブリッジ用)

こちらもYoutubeで聴いていたサウンド通りで、倍音が豊富でピークがちょうど良く(1khzくらい?)、パワーもあるためHM専用機としてはピッタリでした。

 

それまでGibson 500Tがメインの座にいたのですが、Timbre Wolfeに取って変わりました。こちらは大成功です!!

 

WolfeToneは全体的に硬めでハイが強めな味付けがされているように感じました。
テレキャス的なギャリ~ンというサウンドが好きな方はハマると思います。

 

②Jim Wagner Pickups(WCR)

次はこちら。

JWP Guitar Pickups

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WCRという名前を良く見たのですが旧称なのかも知れません。

今はJim Wargner Pickupsという名前になっています。

結構詳細に説明が書いてあるのと、Youtubeにもそこそこ動画があったので色々見聴きしましたが、その中で気になったがこちら。

 

Crossroads、DarkBurst、Godwood、Moore/Green の4つ。

 

サイトの説明によると、次のとおりです。

Crossroads

 :Cream(エリッククラプトン)のCrossroadsのようなサウンド

 

DarkBurst

 :Crossroadsを更に巻き数を多くした、Eat a Peach "のDuane、Free、Bloomfieldの"Super Sessions"、EVHのbrown-sound

 

Godwood

 :DarkBurstを更に巻き数を多くし、サウンド傾向としてはミドルが太くてジューシー、倍音がよく出る

 

Moore/Green

 :甘い歌声のようなゲイリームーアサウンド

 

EVH大好きな私としてはDarkBurstですね。

他も気になるものがありますが、まずはDarkBurstを試そうと思いました。

 

こちらも輸入代理店が見当たらなかったので直接本国のサイトから購入しました。

 

ではサウンドインプレッションです。

 

DarkBurst(ブリッジ用)

いやー、これいいですね。

控えめに言って最高です。

 

何がいいって、

・ハイミッドの倍音がめちゃくちゃ出る

・ハイにキレがあるが、耳に痛くない

・周波数帯域にうまく緩急がつけられていて、ミドルがジューシー、ベースはしっかり出るが濁りは無い。

・立体感がある

ピッキングニュアンスが良く出る

です。

 

Vanzandt Tru Buckerもすごく傾向が似てますが、違いはこんな感じです。

 

・音質

  DarkBurst=柔らかい ⇔ Tru Bucker=硬い

倍音

  DarkBurst=ハイミッド ⇔ Tru Bucker=プレゼンス

・強み

  DarkBurst=ミッドの色気 ⇔ Tru Bucker=キレ

 

今までメインはVanzandt Tru Buckerでしたが、こんな使い分けをすることにしました。

Vanzandt Tru Bucker :ブルースロック用

・DarkBurst     :EVH用

 

DarkBurstがあまり良すぎたので、色々機材を売って、追加でCrossroads、Godwoodを購入しました。

 

本当はMoore/Greenも欲しかったのですが、これはスペシャルオーダー品なのでネック/ブリッジのSet販売しかしておらず、中古市場を漁っても出てこなく、そしてお金も作れないのでこちらはあきらめました。(いつかGetしてやる!!)

 

こちらもサウンドインプレッションいってみましょう。

 

Crossroads(ネック用)

まさにPAF系のお手本のようなブルージーピッキングニュアンスが良く出て(DarkBurstより出ます)、コード感もキレイに分離して聴こえます。

 

サウンドは柔らかめで耳に痛いところはありません
ネックに搭載してコードを弾くと、すごく気持ちよく鳴ってくれます。

 

ブルースロック用として、

 ネック  :Crossroads
 ブリッジ :Vanzandt Tru Bucker

の組み合わせで使っています。

 

Godwood(ネック用)

これは前評判通りミドルがジューシーですね。ピッキングニュアンスもよく出ます。
パワーがありますが、そこまで派手な押し出し感ではないので暑苦しさはありません。

 

DarkBurstよりピークがミドルに寄っているので、リード向きな感じがします。

硬めのギターの場合は良いバランスになりそうですし、逆にレスポールに載せて太さ・厚みで攻めるというサウンド作りもできると思います。

 

メイン機(ハードロック用)として、

 ネック  :Godwood
 ブリッジ :DarkBurst

の組み合わせで使っています。

 

WCRは全体的に柔らかめでジューシーな倍音が出るように味付けがされているように感じました。

 

最後に

ちょっとお高めですが、「Jim Wagner Pickups(WCR)」はすごくいいですよ。

DarkBurstは気に入り過ぎて、後日もう1個買い足しました。

 

ブラウンサウンドを目指すなら、Vanzandt Tru Buckerが私の中ではTOPでしたが、DarkBurstがTOPの座につきました。

ミドルがジューシーなのでブランサウンドにピッタリです。


Vanzandt Tru Buckerはもっと派手めのキラキラした倍音が出るので、キレを重視したい場合はこちらを使う、というように使い分けるといいかなーと思いました。

 

WCRは本国のサイトでデモ演奏がかなり豊富にあるので聴いてみると、すごく参考になると思います。

 

私的にはこれを超えるものは中々出てこない気がしますが、超えるものが出てきたらまた記事にしますね。

 

ではまた!

 

 

(2022/3/12 追記)

この記事を書いた当時はSONICのFull-Up Volumeを使っていたのでVanzandt Tru Buckerの超高域が耳についたのですが、通常の500kΩに戻すと、めちゃめちゃいい感じになりました。

今の私にはやはり「Vanzandt Tru Bucker」がブランドサウンド目指すには最高峰です。(コロコロ変わって申し訳ないです・・・)

 

詳細はこちらの記事を参照ください。

↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp

 

18v仕様のエフェクターを9v電源化する方法

どうも、lenheyvanです。

 

最近、MXRのフランジャーM117Rを手に入れました。

VANHALEN好きの私としてはPhase90と並び、必須アイテムです。

 

エディシグネチャーのEVH117も良かったのですが、デザインがもろエディストライプなので、うまくもないのにエディシグネチャー使ってるよと思われるのも恥ずかしく、こちらにしました。

 

 

 

これで、unchainedが弾ける♪
早速、こいつをかけて弾いてみましたが、いやー楽しい。気分だけはエディです。

 

ただですね、このエフェクター18v仕様なんです。

 

18v用のACアダプターはちゃんとついてくるのですが、私のボードで活躍しているパワーサプライは9v電源のみで、コンセントを挿せる口はありません。

   

これだとボードで完結できなくなり、別途、Flangerだけコンセントに挿すか、パワーサプライをコンセント対応のものに購入し直さないといけません。

 

今のパワーサプライを売って、コンセント対応しているものを購入し直すと、売却額を鑑みても追加投資1万は必要そうです。

 

かと言って、このエフェクターだけ別コンセントで対応するのも、なんかエフェクタボードが中途半端な感じがします。

 

いやー、正直どっちも厳しいですねー。。

 

考えたあげく、私は思いつきました。

 

エフェクター内部で9vから18v昇圧すれば、いいんじゃないの?

 

昇圧回路を作って、エフェクター内部に組み込むというハードルはあるものの、やってみる価値は大いにあります。

 

というわけで、18v仕様エフェクターの9v電源化プロジェクトです。

 

作業工程は以下のとおりです。

  1. 昇圧回路の作製
  2. ケース分解&基板取り出し
  3. DCジャック取り外し(ついでにLED交換)
  4. 昇圧回路の取り付け

1.昇圧回路の作製

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実は以前、歪みエフェクターの9v/18vの比較実験をしたのですが、そのときに作製していた回路が余っていたので、それを活用します。

 

回路の作り方は以下の過去記事で詳しく書いてますのでここでは割愛します。

 

ちなみに左側のコンデンサニチコンのFineGoldですが、低ESRのOS-CONなどのほうが良いのでは、とツイッターでお世話になっているフォロワーさんからアドバイス頂きました。

 

お仕事柄、この辺は知識豊富な方で、私のような素人にはありがたい情報です。試される方はOS-CONをお勧めします。

 ↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp

 

2.ケース分解&基板取り出し

まずは裏蓋を外します。

真ん中に電池を置くようのケースのようなものがあります。

電池用ホックが2つあり、ここからも18v仕様であることが分かります。

 

このスペースがあれば、昇圧回路を組み込むのはスペース的には全然問題なさそうです。

 

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そして、電源部がここです。

これを外して、いい感じに配線して、戻すことになります。

 

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まずは、この基板を取り外します。

 

普通にポットを押して外そうとしたのですが、基板が動きません。

よく見ると、ポットの切れ込み部分がケースに刺さっているので、こいつをマイナスドライバーで押してみます。

 

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う~ん、ダメっす。。

これでも基板は動きません。

 

ケースを見回してみると、どうもDCジャックがケースに引っかかるようになっているのでこれが原因のようです。

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またもやマイナスドライバーで押してみました。

結構固かったですが、グイグイ押してみました。

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ようやく基板から外れてくれました。

基板を取り出すだけで一苦労です・・・

 

試される方は強引にやり過ぎて壊さないようお気を付けください。

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3.DCジャック取り外し(ついでにLED交換)

せっかくなので、LEDを交換してモディファイ感を出していきたいと思います。

 

このエフェクターには何色が合うかなー?

 

こういうのを考えるのも楽しい時間です。ブラックな筐体なのでPOPな感じではなくシックな感じでいきたいと思います。

 

LEDの在庫を見ると、いい感じの色がありました。

パープルです。これに決めます。

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例によって、ハンダを盛ってからハンダ吸い取り線でハンダを除去します。

(このやり方は先程の過去記事にも記載しています)

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キレイにハンダが取れました。

ここにさっきのパープルLEDを取り付けます。

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取り付け完了!!

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次にDCジャックです。

こちらもキレイに取り外しできました。

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4.昇圧回路の取り付け

さて、メインの配線処理です。

 

(モディファイ前)

  DCジャックのプラス→基板電源

  DCジャックのマイナス→基板GND

(モディファイ後)

  DCジャックのプラス→昇圧回路のIN(9v)→昇圧回路のOUT(18v)→基板電源

  DCジャックのマイナス→基板GND

  昇圧回路のGND→基板GND

 

とすればOKのはずです。

 

絵で描くとこんな感じです。

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ポイントは

・DCジャックのプラスは、昇圧回路を経由させてから、基板の同じ場所(電源)へ配線

・DCジャックのマイナスは、昇圧回路のGNDと一緒に基板の同じ場所(GND)へ配線

・DCジャックの電池スナップは元の通り配線

です。

 

 作業の前に一応、付属の純正ACアダプタの電圧を測ってみます。

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ちゃんと18v出てますね。

 

では、DCジャックと昇圧回路を配線します。

※画像ではDCジャックと昇圧基板を完全に結線してしまってますが、この状態だと物理的に基板に取り付けできなかったので、後で一回外してから再度結線しました。

 

先程の絵に記載したとおり、DCジャックのプラスと基板の電源はショートさせないよう注意する必要があります。

DCジャックのプラスは下の画像の矢印部ですが、そのまま基板に戻すと、基板とショットしちゃいます。

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そのため、絶縁テープでショートしないようにしておきます。

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取り付け前に、昇圧回路を通した状態での電圧を測っておきます。

ダイオードの電圧降下があるので、若干下がりますが、17v弱は出てるのでOKとします。

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あとは、さっきの絵のように基板に取り付けていきます。

 

昇圧回路は基板の背面に置くので(裏蓋を開けて上面から見ると基板の背面になってます)、それを踏まえて基板側の穴をうまく使って配線していきます。

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これで配線は完了です。

音出し確認OKです。

 

内部トリマーが4つありますが、内、2つはいじっても違いが分かりませんでした。

 

メモし忘れたので記憶ベースですが、確かどれか1つのトリマー(右上のだったかな?)がかかり具合をエグくできるやつで、エグくしたほうがunchainedのあのサウンドに近かったのでMAXしたと思います。

 

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では、またケースに戻していきます。

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ケースに戻して終わったら、念のため内部でショートしてないかのチェック。

はい。問題ありません。完成です!

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最後に

多少の電子回路の知識は必要になりますが、パワーサプライがACアダプターを直接挿せるタイプではない場合は、この昇圧回路組み込み作戦は有効です。

 

ただし、裏蓋を開けて、昇圧回路が入るスペースがあるかは要確認ですね。

 

XOTIC系とかだとちょっと厳しいかも知れません。

(昇圧可能の製品なので、この作戦のコンセプトにはピッタリなんですけどね・・・)

 

MXRサイズ以上あれば大丈夫そうな気がします。

 

昇圧回路自体は部品数少ないので簡単に作れますし(部品代も数百円くらいじゃないでしょうか)、あとはエフェクターの配線を今回やったように接続してやれば割と簡単にできちゃいます。

 

いやー、最近昇圧にハマってきました。

レンジが広い音って弾いてて楽しいんですよね♪

 

みなさん良きエフェクターライフを。

 

ではまた!

 

 

 

古いエフェクターへのDCジャック・LED増設 & トゥルーバイパス化

どうもlenheyvanです。

エディに憧れるギタリストは絶対持っていなければならない、と中学校でも習ったMXRのPhase90とFlanger(M117R)ですが、今回はPhase90の痒いところに手を届かせる改造についてです。

 

もちろん、ビンテージエフェクターについても同様の方法で改造が可能です。


Phase90は今も現役(2021/8現在)で販売されていますが、通常版と復刻版があります。主な違いは次のとおりです。

 

 

 

  • 現行版(M101)

 ・スクリプトロゴ
 ・LEDあり
 ・DCジャックあり
 ・エフェクトONにするとゲインが少し上がり、かかり方がエグい

 

  • 復刻版(CSP026 '74 Vintage Phase 90)

 ・筆記体ロゴ
 ・LEDなし
 ・DCジャックなし
 ・エフェクトONにしてもゲインは変わらず、かかり方が爽やか


現行版で一番嬉しいような嬉しくないようなところはゲインが上がるところです。
ゲインが上がるので音量も少し上がります。

 

バッキングで特定のパートのみかける、なんて場合は急に音量が大きくなるので勝手が悪いんですよね。


逆にギターソロで目立たせたい、なんて場合はこっちのほうが嬉しいかも知れません。
これがイヤで、かの有名なR28 Modでビンテージ・復刻版同様のシュワシュワ爽やかフェイザーにしている方も多いかと思います。

 

エディは結構、前者の使い方があったりするのでVANHALENやるなら復刻版かなと思い、購入しました。

 

現行版がぎゅわわ~ん だとすると
復刻版はしゅわわ~ん です。

 

復刻版は守備範囲が広く感じます。
クランチ気味でカッティングなんかすると、ちょっとオシャレな雰囲気を演出できます。


そしてもう1点悩ましいのが復刻版はDCジャックがついてないところです。


ノイズ除去の観点からは電池最強なのですが、切れるかも知れないというところに神経を使いたくないので、歪み系も何でも、私はもっぱらACアダプタ派です。

 

あと、LEDがついてないのでON/OFFが分からないところも実践ではちょっと使いにくいところです。意図しないところでONになったりOFFになったらイヤなので。

 

というわけで、DCジャック増設&LED追加プロジェクトです。
ついでにフットスイッチも3PDTスイッチに交換してTrueBypassにしちゃいます。


作業工程は以下のとおりです。

  1. 位置決め
  2. ケース穴あけ
  3. 既存配線の確認&把握
  4. パーツ取り付け(DCジャック、LEDホルダー、3PDTスイッチ)
  5. 配線

1.位置決め

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3PDTスイッチは既存のSPDTスイッチ(フットスイッチ)と径が同じだったので加工無しで取り付け可能でした。
なので、穴あけはDCジャックとLEDホルダーの2箇所です。

 

まずは内部キャビティ内のスペース的に問題なさそうな場所を探します。
LEDは割と狭い場所でも取り付け可能ですが、DCジャックは少し内部にスペースが必要です。

 

スペース的に余裕ありそうなのは、IN/OUTジャックの下のほうです。

DCジャックはOUTジャックのすぐ下が使いやすくて好きなのでそこにします。

 

LEDは現行品や一般的なエフェクターではど真ん中が多いですが、オリジナリティ出したいのとそこじゃないほうがバランス的にカッコ良さそうなので違う場所にします。あまり迷うこともなく直感で右上にしました。

 

2.ケース穴あけ

穴あけ加工はTAKACHIやHAMMONDで散々やってきましたが、MXR製ケースの加工は初です。

 

まずはいつも通り場所を決めたら、ドリルがズレないようにセンターポンチで小さな窪みを作ります。

 

では、電動ドリルで穴あけしていきます。

 

最近はステップドリル(タケノコみたいに段々になっているやつ)が楽なので、これで一発で空けます。


ちゃんと抑えてないとケースごと回ってしまい、ドリルが持っていかれて最悪ドリルが折れて飛んできてキケンなので、しっかりケースを抑えます。

 

 

あれ?入っていかない

 

 

 

っていうか熱ッ!

 

 

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ステップドリルが入っていかず、クルクル回っている内に摩擦熱でケースがゲキ熱になりました・・・

 

MXR製ケース(と言うか他メーカーの市販品も同じ?)はちょっと厚めで、1000円程度の安いドリルではダメなようです。
TAKACHIやHAMMONDでは普通に空けれたんですけどね。


そこで、ホームセンターで購入した普通のドリルに替えて、小さい穴を空けます。

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今度はすんなりいきました。
ちょっと汚いですが・・・

 

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ここからまたステップドリルに替えて穴あけします。


おう、いけるいける。

 

 

ガコッ!

 

 

あぶねー

 

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慎重にやっていたつもるなのですが、危なく大きすぎる穴を空けてしまうところでした。

 

ステップドリルは上から圧をかけすぎると、一気に大きな穴が空いてしまうので要注意。適度な圧で、一段づつあけていきましょう。。

 

DCジャック、LEDホルダーを通してみて、ぴったりの穴ができたので、ちょっと汚いですがこれにて穴あけは終わりです。

 

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3.既存配線の確認&把握

パーツ取り付け&配線の前に、既存配線を確認しておきます。

見たところこんな感じになっているようです。

 

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①電池ホルダーから繋がっている赤の線が基板の電源プラスへ
②電池ホルダーから繋がっている黒の線がINジャックのマイナス(スリーブ)へ
③INジャックのプラス(つまりギター信号)がSPDTスイッチのINへ
④SPDTスイッチのINから基板INへ
⑤基板OUTからSPDTスイッチの端子1へ
⑥SPDTスイッチの端子2からOUTジャックのプラスへ
⑦基板のGND線はOUTジャックのマイナスへ
⑧INジャックのGNDとOUTジャックのマイナスを結線

 

シンプルな配線だけど、字で書くと分かりにくい・・・

 

絵で書くとこんな感じです。

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割と分かりやすい配線なのですが、意外だったのが「INジャックのGNDとOUTジャックのマイナスを結線」の部分。

 

これGNDループになっちゃんじゃないのかな??

ついでなので一点アースにしちゃいましょう。


これで設計フェーズは完了です。

4.パーツ取り付け(DCジャック、LEDホルダー、3PDTスイッチ)

最初にスペース的に問題ないか確認したものの、いざ取り付けると予期せぬ問題が出ることも度々ありますが、今回は大丈夫なようです。

 

DCジャックは十分余裕ありです。
六角ネジもモンキーレンチでしっかり締めれます。

 

たまに、モンキーレンチが入るスペース無くてラジオペンチで締めることもあるけど、ちゃんとガッチリ締めれないのとネジがなめってくるのがイヤなんですよ。その点今回は問題ありません。

 

LEDホルダーはちょっとスペース小さい目なのでさすがにモンキーレンチは入らないのでラジオペンチで締めます。

 

ガッチリではないけど十分締めれましたのと、後でホットボンドで固定するのでこれでOK。

 

3PDTスイッチは、ケースにスリットが入っているのでそれに合わせて取り付けます。

 

 

あれ!?縦になっちゃった。

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いつも横にして取り付けしているのでちょっと違和感。

まあ、外からの見た目は変わらないし、配線上も問題はないのでこれでOK。

 

5.配線

作業後の配線図はこんな感じになります。

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では項番1に記載した既存配線からの変更ポイントを赤字で記載します。

 

①電池ホルダーから繋がっている赤の線が基板の電源プラスへ
 →基板の電源プラス箇所にもう1本線を追加して、DCジャックへ接続します(電池もそのまま使用できるように電池ホルダーの線はそのままにしておきます)

 

②電池ホルダーから繋がっている黒の線がINジャックのマイナス(スリーブ)へ
 →INジャックのマイナスにもう1本線を追加して、3PDTスイッチの5番(GND)へ結線します。(黒の線はこのままにしておきます。理由は①と同じです。)

 

③INジャックのプラス(つまりギター信号)がSPDTスイッチのINへ
 →SPDTスイッチから外して3PDTスイッチの4番(IN)へ結線します。

 

④SPDTスイッチのINから基板INへ
 →SPDTスイッチから外して3PDTスイッチの1番(基板IN)へ結線します。

 

⑤基板OUTからSPDTスイッチの端子1へ
 →SPDTスイッチから外して3PDTスイッチの3番(基板OUT)へ結線します。

 

⑥SPDTスイッチの端子2からOUTジャックのプラスへ
 →SPDTスイッチから外して3PDTスイッチの6番(OUT)へ結線します。

 

⑦基板のGND線はOUTジャックのマイナスへ
 →OUTジャックから外して3PDTスイッチの5番(GND)へ結線します。

 

⑧INジャックのGNDとOUTジャックのマイナスを結線
 →この線を切断します。そして、INジャックのGNDとDCジャックのマイナスを結線します。(これでGNDループを断ち切って一点アースになります)

 

----- ↓↓↓追加作業ここから↓↓↓ -----

⑨LEDを取り付けます。筐体がオレンジ色なので同系統の色にしようと在庫を見ていたら、桜色が余っていたのでこれを採用します。LEDのプラスはDCジャックのプラスへ結線、LEDのマイナスは3PDTスイッチの2番(ON時のGND。LED切り替え用。)へ結線します。LEDは下に抜けてこないようにホットボンドで固定します。

 

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⑩3PDTスイッチの7番(OFF時のIN)と9番(OFF時のOUT)を結線します。これでスイッチOFF時にTrueBypassされます。

 

⑪最後に、1番(基板IN)と8番(OFF時のGND)を結線します。これはスイッチOFF時に基板INをGNDへ落とすことでポップノイズを防ぐためです。

----- ↑↑↑追加作業ここまで↑↑↑ -----

 


ハンダ取り・ハンダづけ作業のちょっとした注意点と言うかコツです。

 

基板のハンダを除去して新たに配線する際ですが、そのままハンダごてで温めても中々溶けない(吸い取り線が吸ってくれない)場合がよくあります。

 

抵抗ならまだしも、オペアンプダイオードなどは熱に弱いので温めすぎると熱で壊れてしまいます。

 

私がよくやるのは、除去したい箇所に敢えてハンダを盛ってから吸い取り線で吸い取るとキレイに短時間で除去できます。

 

例えば、①の基板の電源プラス箇所のハンダを除去してもう1本追加するところですが、最初はこんな状態になっています。

 

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ここにハンダを盛ります。

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そして吸い取り線で吸い取ると、こんな感じにキレイに除去できます。

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あとは普通にハンダづけすればOKです。

 

あと、ハンダづけするときに本来の使い方ではないですがヒートクリップが意外と役立ちます。

 

こんな感じで固定してハンダづけすると両手が使えて楽ちんだし確実に取り付けできます。

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最後に


これで完成です。

 

組み上げるとときに気づいたのですが、基板に半固定抵抗(トリマー)がついていました。

 

左に回すとシュワシュワが弱くなり、右に回すとやっぱりシュワシュワが弱くなり、デフォルトのセンターが一番シュワシュワが強めです。なんじゃこりゃ・・・

よく分からんけど、センターが一番好みだったのでデフォルトの状態に戻しました。

 

何を調整する抵抗か分かりませんが、自分が一番気持ち良いところがセンターだったのでこれでOKです。

音出しして問題ないことを確認。

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現行版とモディファイ復刻版の2ショット写真です。

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復刻版の筆記体ロゴが好きです。

 

LEDはもう少し右隅に寄せても良かったかも知れませんが、やり過ぎるとネジを回せなくなるので、これで良しとします。

 

このモディファイはPhase90以外にも適用できると思います。

 


ではまた!

 

 

GOTOH マグナムロック ペグへ換装

どうも、lenheyvanです。

 

私のお気に入りのMyFavoriteギターであるTelegibですが、世界に誇るGOTOH社のマグナムロックに換装しました。

 

純正で取り付けてあったのはクラシカルなクルーソンタイプのペグです。

製品の選び方、取り付けの仕方など注意点がありますので記事にしておきます。

 

 

 

どの型番を選べばいいのか?

 GOTOHのマグナムロックは大好きで、Orvilleレスポールにも取り付けています。

弦交換が楽なところも好きですが、なんと言ってもチューニングが安定するところが良いですね。

 

ロック式トレモロのギターはある程度安定するので取り付けてませんが、通常のギターには全部つけています。(と言っても、レスポールと今回のTelegibの2本だけですが)

 

ただ、興味ある方は結構いると思いますが、製品の種類やオプションが色々あって、迷っちゃうんですよね。

 

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出展:GOTOH カタログ 2021 

 

そこそこの値段なので、間違って購入しちゃったらショックです。

 というわけで、整理してみました。

 

型番が種類・オプションを表している

GOTOHの型番は法則性があるので、これで種類・オプションが分かります。

 

例えば、今回私が購入した商品の型番はこれです。

SD91-HAPM-05M-L6-Nickel

     -        -    --   

 

それぞれ以下を示しています。

 

①:ペグの種類
②:オプション
③:ボタン
④:ペグの方向
⑤:仕上げ

 

では、カタログを見ながら、ペグの選び方を解説していきます。

 

2021年のカタログはこちら。

https://www.g-gotoh.com/dl/files/Catalog2021-Ja.pdf

 

GOTOHペグの選び方

選択①:ペグの種類

まず、あなたのギターのペグの種類に適合するものを選んでください。

 

エレキギター用だとペグの種類はおおまかに以下のように分類されています。

 

・SG510、SGシリーズ :スタンダードタイプ

・SX510、SEシリーズ  :オープンギアタイプ

・SD510、SDシリーズ :クルーソンタイプ

 

私のOrvilleレスポールにはSG301を取り付けています。

 

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出展:GOTOH カタログ 2021  

 

Telegibですと、私が選択したクルーソンタイプだとSD510、SDシリーズが選択肢になります。

 

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

それぞれ2ラインナップあって、高級グレードと通常グレードのような感じです。

 

例えばクルーソンタイプだと、

・SD510シリーズ :C・A・R・D標準搭載、ロックソリッドポスト採用

・SDシリーズ    : 上記2つは無し。それ以外は同じ。

となっています。

 

C・A・R・Dとは、この黒いカーボン素材のプレートのようなやつで、ペグ穴にハメてからペグを取り付けることでペグが裏から見たときに一直線にするものです。

 

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

クルーソンタイプって、ペグ1つ1つにネジ穴がついているわけではなく、ペグとペグの間にネジがあって、そのネジで左のペグと右のペグを固定する作りになっているので、若干不安定なんですよね。

 

それを安定させてセンターずれを起こさないようにするものです。

 

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ただし、カタログに書いてあるように、このプレートは直径8.7mmです。

一方、一般的なクルーソンタイプのペグ穴は6mmなので、ドリルで穴を広げるような加工が必要になります。

ぴったり8.7mmのドリルが手持ちで無かったのと、失敗のリスクを鑑みて、私はやめておきました。

 

ちなみにSDシリーズにも専用のC・A・R・Dがありますが別売りです。
サウンドハウスさんで1,100円程度。

C・A・R・Dを使いたいなら、SDS510シリーズを選択すると良いと思います。

(価格的に言って、SDシリーズにC・A・R・Dをオプションでつける意味はあまり無いので)

 

また、ロックソリッドポストとはアーミングやチョーキングなどで弦が引っ張られても軸がブレないように工夫されたものです。

チューニングの安定性がさらに上がるというものですね。

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

 

選択②:オプション

ここも大事なポイントです。

 

 選択肢としては以下4つあります。

・MG    :通常のマグナムロック機構のみ搭載 ※ペグを回してロック

・MG-T   :フィンガータイプのマグナムロック機構のみ搭載 ※ダイヤルでロック

・H.A.P   :弦の高さを調整できる機能のみ搭載 ※ロック機能はついてません。

・H.A.P-M :H.A.P+マグナムロック

 

マグナムロックはみなさん必須と思いますので、H.A.Pは選択肢から外れると思いますので実質3つかと思います。

 

ロックだけで良い人はMGかMG-Tになります。

※MG-Tは以下のようにロックするためのダイヤルがあります。

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

テンションも調整したい方はH.A.P-Mになります。

当然、H.A.P-Mが一番高価です。

 

各ペグがどのオプションを選択可能かは以下の赤丸部分を見てください。

また、機能については青丸に記載しています。

 

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

私のOvilleレスポールには「SG301-MG-04-L3+R3-C」を取り付けていますので、マグナムロックのみになります。
ただし、青丸に記載されているようにSG301にはロックソリッドポストが標準搭載されています。

 

 

選択③:ボタン

ボタンは豊富な種類の中から選ぶことができます。

例えば、クルーソンタイプだとこれだけあります。

ここに記載の記号(05Mなど)が型番になっています。

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

 

ちょっとお高いSG510シリーズだとWood素材のものまであります。

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

 

ギターの雰囲気にあったルックス、耐久性などを考慮して選ぶことになります。

それを考えるだけでも楽しいですね♪ 

 

選択④:ペグの方向

これは単純にペグの形状に合わせて選択することになります。

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

 

左がレスポールに代表されるようなヘッド形状のもので、型番はL3+R3となります。

真ん中はストラトキャスターに代表されるようなヘッド形状のもので、型番はL6となります。

右はリバースヘッドにもので、型番はR6となります。

 

選択⑤:仕上げ

標準的な仕上げとしてはChrome、Black、Cosmo Black、Goldの4つです。

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 出展:GOTOH カタログ 2021  

 

 

高級グレードのSG510シリーズだとサテンフィニッシュもあります。

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出展:GOTOH カタログ 2021  


 

ここまででGOTOHのペグの選び方は分かりましたでしょうか?

 

それでは次に、Telegibへ取り付けします。

 

Telegibのペグ交換

取り付け前の純正の状態がこちらです。

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そして、今回取り付ける商品「SD91-HAPM-05M-L6-Nickel」がこちらです。

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作業①:ペグの取り外し

では弦を外して、ペグも外します。

 

このとき、1,2弦のテンションを稼ぐためのガイドも一緒に外します。

何故ならば、今回購入した商品はH.A.P.Mだからです。

 

弦の高さ(ポストの高さ)を調整できるので、ガイドは不要になります。

ガイドがあることによるチューニングの狂いも排除したいという考えです。

 

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金具(ブッシュと言います)が残ってますが、これはこのまま使います。

 

ブッシュは、「SD91-HAPM-05M-L6-Nickel」にも同梱されていますが、これは元々のペグ穴が広い場合(この製品のシャフト径が6mm)に、使用します。

 

以下のとおりブッシュ(一番右)は8.8mm径となっていますので、私のギター(6mm径)には必要ありません。

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出展:GOTOH カタログ 2021  

 

そのままでは径が合わないという場合はブッシュを使うことになります。
このとき、元々ついているブッシュを外すために、真ん中の棒が付属しています。
これで裏から叩いて取ることになりますが無理にやるとネック割れのキケンがあるのでDIYでやられる方はご注意ください。

付属のブッシュでも合わないという場合は(あまり無いとは思いますが)、頑張ってサイズの合うブッシュを探すことになると思います。

もしくは穴を一回埋めてから、穴を空け直すかですね。
慣れていない人は素直にショップに持っていったほうが良さそうです。

 

いずれにせよ、自分のギターのペグ穴に適合しているかは、事前にカタログの公式情報でしっかり確認しておく必要があります。


ここで、純正品とマグナムロックのツーショット記念写真です。
サイズ、構造はほぼ同じですね。

違いは、純正はポストの真ん中に穴が開いていて、ここに弦を挿入してから巻くようになっています。

一方、マグナムロックは穴はありません。

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作業②:ポスト長の調整

H.A.P.-Mなので、取り付け前にポスト長を調整します。
通常のペグだと3巻きくらいすると思うのですが、マグナムロックって弦をロックしてくれるので極端な話、1巻きもせずに取り付けることができます。

 

巻きすぎるとその分遊びができてチューニングの不安定に繋がってしまうので、マグナムロックを導入したらあまり巻かないようになると思うのですが、巻かない分、ポストの弦からナットへ向かう角度は緩くなります。

 

そのためテンションは弱くなる傾向になります。
なので、大体同じくらいのテンションになるように取り付けてみます。

 

左がマグナムロック、右が純正です。

3巻きくらいすると純正の下のほうに弦が来ていたので、これに合わせてポスト長を調整してみます。

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では、調整の手順です。

 

作業②-1:ポストのロックを外す

裏に小さい穴が開いていて、ここでポスト長を固定できるようになっています。
※弦のロックではなく、あくまでもポスト長の調整用のロックです。

 

このロックを六角レンチを回して外します。軽く回すだけで緩みます。

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作業②-2:ロックナットと可動軸を外す

一番上のロックナットをくるくる回して外します。

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次にその下にある可動軸を外します。

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こんな姿になりました。

この先端の黒い部分がポスト長を調整するための固定ビスと呼ばれる部分です。

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作業②-3:固定ビスを回してポスト長を決める

手でくるくると回すことができるので、少し下げてみました。
このあとは逆の手順で、可動軸をつけて、ロックナットをつけて、裏から六角レンチで軽く締めて、ポスト長を固定します。

※最初、以下写真の状態で裏から六角レンチで締めようとしたら、この固定ビスも回ってしまいうまくいきませんでした。この状態だと抑えが効いてないので、ちゃんと可動軸、ロックナットをつけてから締めるのが正しいようです。

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作業③:ペグが動かないようスペーサで調整

これは説明書に書いているものではなく、我流のやり方です。
本商品を購入する前にペグ穴径を調べようとTelegibのペグを外したのですが、そこでペグの根元に少し遊びがあることに気づきました。

 

先端のほうはブッシュでしっかり固定されているのですが、根元が少し左右にガタガタと動きます。これはチューニング的にも鳴り的にもよろしく無さそうです。

 

というわけで、何かいいもの無いかなと工具箱とかを漁っていたのですが、ちょうどいいものがありました。

銀泊テープです。これをシャフトの高さにカットして巻いてみます。

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巻き終わった状態がこちらです。

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これをペグにつけると、いい感じでした。
左右にガタガタしていた遊びがなくなり、しっかりHOLDされています。

 

ではペグをつけていきます。
 

 

作業④:ペグの取り付け

ペグをつけていきますが、どうもネジ穴が微妙にズレているようです。

純正ペグと若干の差異があるようでした。

ネジ穴を一回埋めて、新たにネジ穴を作らないとダメかも知れないと思いならが一旦つけてみたところ、ちゃんと固定されているので、このままいくことにしました。

また、ネジですが、どうもマグナムロックに同梱されているネジは折れやすいという口コミが多いようで、敢えてリスクを冒して変える必要性も無かったので、純正のものをそのまま使いました。

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作業⑤:弦を張ってテンションの確認

上端のロックナットは下がっている状態だと、弦を通す穴が塞がっていて弦が通らないので、少し回してあげて、穴に通るようにしてあげます。

 

そうすると弦が通ります。ロックするので先端は短めで良いです。

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これをくるくると回していきます。

これ、結構な回数を回さないとロックが中々かかりません。

昔はじめてマグナムロックを取り付けたときは壊れているのかと焦りましたが、こういうものです。

 

ちなみに、高級グレードのものはロックナットが早く締まるDSLという機構が導入されているようです。

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出展:GOTOH カタログ 2021  

 

 

ペグを回していくと、あるタイミングでロックがかかります。

その瞬間がこんな感じです。

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この2弦です。

ロックがかかっているので、このままペグを回していくと弦がペグに巻かれていきます。

ちなみに外すときは、先端のくぼみにコインや太めのマイナスドライバーを入れて、反時計周りにクッと回すとロックが解除されます。

 

 

これでペグ交換&弦張りまで一通り完了です。

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最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

種類がいっぱいあって選ぶの大変そう、、、

取り付け方が分からない・・・

まどで敬遠していた方も多いかも知れませんが、そんなに難しくないです。

 

慣れちゃうと弦交換はかなり早くできます。

 

また、Ovilleレスポールのほうは数年前にマグナムロック化したのですが、弦が全然切れないんですよね。変な負担がかかっていないのかも知れません。

チューニングも安定しますし、大変お勧めです。

(GOTOHさんの回し者ではありません 笑)

 

それではまた!

ポタアン放浪記(4/4) ~2018-2021年~

どうも、lenheyvanです。

 

今回は久々にオーディオ関連の記事になります。

ポタアン放浪記の最終回です。

前回の記事はこちらです。

 

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

大きな不満


前回お話した、OPPO HA-2SEの不安定さに我慢できなくなった私は、これを売って次なる製品を探し始めました。(音質は満足していただけに残念・・・)

条件はこの3つです。

  • 安定していること
  • HA-2SEより高音質であること
  • お財布にそこまでダメージが無い

 次の相棒探しへ

条件1:安定稼働


まず安定していること、という条件は簡単にクリアです。
何故ならば、不安定さはHA-2SE特有のものだったからです。
Bluetooth接続の不安定さとかはどの製品もあまり変わらないですが、HA-2SEはそういう類の不安定ではなかったので)

なので、そこはあまり気にする必要はありませんでした。

条件2:高音質

次にHA-2SEより高音質であること、ですが、どうせお金かけて変えるなら今と同等かそれ以上にしたいものです。
探すと色々高音質であろうものはあって、まさにポタアンは青天井。数十万するものさえあります。

さすがにそれは中古でも無理なので(あ、ちなみに最初から中古で探すつもりです)、定価10万以下で探します。

まあ色々な製品があって口コミを丹念に確認していって、全然悪い口コミがなかったのが、SONYのPHA-3という製品でした。

  


メーカーの売り文句としては、

といったところです。

また、バランス接続可能なので、ここはやはりバランス対応ケーブルにしようということで、大好きなメーカーのBeatAudioのPHA-3に対応しているケーブルを探すと、なんとズバリPHA-3用のものがあるではないですか。

もうこれしか無いです。

BeatAudio社のケーブルはシリーズが色々あるのですが、ダイナミクスのある音像表現が好きなので、Vermilionという高純度無酸素銅(OCC OFC)を採用したシリーズのものを選択しました。(HA-2SEでも、Vermilionを使っていて良かったので)

「BEA-2518」というもので、“Balanced Vermilion for Shure - SONY PHA-3”とあるだけあって、PHA-3用です。

イヤホンはJVC HA-FX1100なのでMMCX仕様のこちらに狙いを定めます。

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出展:philiweb AUDIO


条件3:予算範囲内

次に「お財布にそこまでダメージが無い」ですが、これが一番のネックになりました。まず、PHA-3は2014年発売の製品と少し古いですで、発売時の価格はなんと9万3千円。SONYのポタアンのフラグシップモデルです。

また、BeatAudioのBEA-2518はこれもかなり高価で、発売時の価格は5万2千円です。
中古で探しても、PHA-3は4万超え、BEA-2518は3万超えです。

このときは仕事で頻繁に飛行機に乗っていたので、移動中の時間を最高の音質で音楽が聴けるなら、奮発して4-5万くらいはと考えていましたが、さすがに7万も出せません。

意気消沈して1つ下のグレードに下げようかなと思っていたところ、神が降臨しました。

PHA-3+BEA-2518をセットで4万5千円で出品している方がいたのです。
これでもかなり高額ではありますが、私は飛びつきました。

今まで使っていた「HA-2SE+BEA-2679」も結構モノは良いので、そこそこの値段で売れるであろうことを見越して、即購入です。

「HA-2SE+BEA-2679」で3万くらいで売れたので、実質1万5千円でアップグレードできた計算です。

 

 

使ってみた感想

音質は最高です。

HA-2SEと比較すると、セパレーション(分離感)はかなり向上。
細かな音が聴こえます。

あ、この音源てこんな音も録音されていたんだって感じです。
それくらい、音が分離されてキレイに聴こえます。

ライブアルバムなんか聴くと、歓声がリアル過ぎて、後ろのほうで誰かキャーキャー言っているのかなと思うくらいでした。

また、ダイナミクスも大きくなりました。
低音はすごく多いというわけではないのですが、かなり低いところが出ますし、高音はかなり上まで伸びています。

アンプがいいのかケーブルがいいのかは比較しようがないですが、どちらもいいんでしょう。

疑いようもなく、今まで一番の高音質です。

これで私は多分、この先長い付き合いになるであろう相棒を手に入れたのでした。


とこの時は思ってました。

 

また不満が・・・

手に入れて1年半くらい使っていたのですが、ちょっとしんどくなってきました。
何がしんどいかと言うと、大きさと重さと熱さです。

まず大きさは液晶画面が大きめのスマホと同じかもうちょっと大きいかくらいあります。そして厚さはスマホ2.5台分くらいです。かなりゴツイです。

重さは300gあり、スマホと重ねて持つと結構な重量感です。

これを最初はスーツの上着のポケットに入れていたのですが、まあ重い。
横には入らないので縦に入れますが、体半分出てます。

しんどいので、今度はカバンの常時オープンのポケット部に差し込む形で持ち運ぶことにしました。

これは中々しっくり来ました。ポケットより全然いいです。
さっと取り出せますし。

ただ、雨の日なんかは壊れそうなので、手で持つかポケットかです。

なんかいいケース・ポーチが無いかなーと探していたのですが、中々ポタアン用なんてものは無く、スマホ用にものはあるのですが厚みが全然合いません。

じゃあもう作るか、ということで、百均でフェイクレザーと釣り下げ用のフックつきの細いベルトを買ってきて、作ってみました。

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これにPHA-3とスマホを重ねてバンドで留めて、持ち歩くことにしました。

腰のベルト部分に引っ掛けて、カラビナで留めて使います。
これで結構快適になりました。

カバンの常時オープンのポケットのときは、何かの拍子に縦が横向きになっちゃって、ケーブルが引っ張られてイヤホンが耳から抜けるということが度々ありましたが、今度はそういうことはありません。安定してます。

ただ、今度はこのカラビナ(フック)が面倒になってきました。
外に出る前に、カラビナをベルトにクルっとやって留めて、会社に着いたら、またカラビナを外してベルトからクルっとやって外して、このケースごとカバンにしまう、という作業が面倒なのです・・・

また、PHA-3は結構熱を発生するので、冬は良いのですが、夏に使っていると心配になっちゃう熱さです。
ケースから取り出すときには手が熱くて、夏の外はただでさえ熱いのに、熱い物体を持ち歩くのが苦になってきました。

曲を飛ばしたいときは、当然ケースから本体を取り出して、スマホを操作して、曲を飛ばして、またケースに戻すという作業が発生しますが、それが面倒なのと、熱い。

音質は良いけど、普段使いにはしんどい、という葛藤です。
家で据え置きで使う分には問題ないと思うんですが、持ち歩き派には中々しんどいです。

というわけで、この問題を解決すべく、また色々探します。

 

 

次なる製品探しへ

持ち歩きするには、大きめポタアンはしんどい。
かと言って、AirPodsのように無線イヤホンなんかじゃ音質的に満足できない。

かなりの葛藤です・・・

ただ、もう私の心は既に、「しんどい思いをしてまで音楽を聴くのはストレス。音楽を楽しみたいのにストレスになるようでは本末転倒。そこそこの音質でいいからもっと手軽に音楽を楽しみたい」という方向にシフトチェンジしてました。

そこで色々探して見つけたのがこれです。

 

はい。Bluetoothのイヤホンです。

もはや、ポタアン放浪記でも何でもなくなってきました。

またまた口コミを丹念に調べると、音質はそこそこ良さそうなのと、ノイズキャンセリング機能が優秀なので、音楽への没入感がかなり満足度が高いとのこと。

これの後継機でWI-1000XM2という製品もあったのですが、ノイズキャンセリング機能が良くなっているけど、音質自体はほぼ変わりないという情報があったので、こちらにしました。

中古で9千円で購入し、元々使っていた「HA-2SE+BEA-2679」はセット価格で購入時と同じ4万5千円で売却しました。

これで、かなりお小遣いが潤いました。
(ギター関連のものを色々買っちゃったのですぐ無くなりましたが・・・)

 
 

最後に

 

一番最後はポタアンの話ではなくなりましたが、

  • 家で据え置きで高音質のポタアンを使いたい場合

    ⇒PHA-3+BEA-2518

  • 外でそこそこ良い音で音楽を聴きたい場合

    ⇒WI-1000X

が私の個人的な結論です。

 

ただ、私の場合、家では

 

プリメインアンプ   :PMA-2000IV
スピーカー      :JBL 4312D
Bluetoothレシーバー:オラソニックNA-BTR1B
サブウーファー    :FOSTEX CW200A

 

が稼働中しており、これで満足しているので、ポタアンという選択肢は無かったのでPHA-3は手放しました。

 

本当は、Bluetoothレシーバーではなく有線で繋ぎたいので

 スマホ→(bluetooth)→ファイルサーバ→(有線)→アンプ

という構成にしたいですが、こっちを高音質化するより、ギターのほうで欲しいものがいっぱいあるので、そっちにお金を使うと思います。

 

というわけで、私の音楽鑑賞の環境は今のところ、大きな不満なし、という状況にようやくなりました。

 

めでたし、めでたし、ということでポタアン放浪記は以上で終了です。

 

ではまた!

 

【耳で比較してみよう】歪み系エフェクターの昇圧は有りか?無しか?

どうも、lenheyvanです。

 

「耳で比較してみよう」企画の第一弾です。


今回は前々から一度やってみたかったエフェクターへの昇圧回路の組み込みをやってみます。

 

主観だけ書いてもイマイチ説得感が出ないので、音源を用意しました。

みなさんの耳で比較してみてください。

 

でも、ただ組み込むだけだと昇圧による効果がよく分からないので、トグルスイッチで切り替えできるようにしてサウンド比較したいと思います。

 

昇圧回路の作製

昇圧回路自体は割と簡単で、ネットで色々な方の作成例を参考にさせて頂いて、最終的にはCRAFTS MANさんのサイトを参考にこんな感じで作ってみました。

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一番右のダイオードは本当はショットキーバイアダイオードが良いのですが(なので”ショットキー”と手書きしてますが)、手持ちが無かったので1N4001で代用しました。

 

切り替え速度が遅いので、スイッチでパチっと切り替えても昇圧まで若干タイムラグがありますが、今回はお試し実験なので気にしません。

 

あと、IC(チャージポンプ)は型番書き忘れてますが、TC1044SCPAを採用しています。

MAX1044PAだと耐圧が危なかしい(耐圧10.5v)、LT1054CPは高い(耐圧18v)、ということで、割とお手頃価格で購入できて必要十分な耐圧であるTC1044SCPA(耐圧13v)にしました。

 

完成した回路はこんな感じです。

これをトグルスイッチに取り付けました。

 

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今回のテスト機

今回テスト機として使ったのが、以前の記事で紹介したこちらです。

  

lenheyvan.hateblo.jp

 

 

上部のスイッチが、以前はクリッピング有無を切り替えるようになっていたのですが、これを取っ払いクリッピング無し(いわゆるダンブルモード)にして、スイッチ左が9v、右が17vにしました。

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余談ですが、何年か振りに基板を見てみたら、まあ配線が汚いこと。

恥ずかしくて他人に見せられません・・・

まだ自作はじめて数ヶ月の頃だったので、継ぎ接ぎだらけでした。

 

ちょっといじったらすぐに音が出なくなって、直ったと思ったらまたすぐ出なくなって、の繰り返しでイライラしていたのを思い出しました 笑

 

サウンド比較

違いが分かりやすいと思いますので、是非、ヘッドフォン・イヤホンでお聴きください。耳を痛めない程度に、少し大きめの音で聴いていただいたほうが良いと思います。

 

自分の記録も兼ねてハイゲインからローゲインまで6本録ってみました。

 

ではいってみましょう!

 

 

サウンドCLIP① Unchained-Intro

9V

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

17v

 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

サウンドCLIP② Panama-Intro

9V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

17v 

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

サウンドCLIP③ Panama-Bridge

9V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

17V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

サウンドCLIP④ Cause We've Ended As Lovers-Intro

9V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

17V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

サウンドCLIP⑤ Cause We've Ended As Lovers-Bridge

9V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

17V

  ※再生できない場合はこちらから。

 

 

 

インプレッション

みなさんはどう感じられましたでしょうか?

 

劇的に変わる、というわけではないので音源なので伝わりづらいかも知れませんが、実際に弾いていると違いは結構感じました。

 

昇圧により変化は私はこう感じました。

  • ダイナミックレンジが広くなった
  • コンプ感が弱くなった
  • 大人しいサウンドになった(派手さが弱まった)
  • ハリ・艶感の変化は若干増した(予想した程ではなかった)

 

嬉しい変化ポイント

まず一番変わったなと思ったのはダイナミックレンジですね。

ハイゲインで弾いていると分かりづらいのですが、ローゲインだと如実に変わります。

 

③の音源のようにボリューム絞って弾くと、9vだとピッキングへの追従が悪く平坦でショボい感じになりがちなのですが、17vだとそこが改善されて立体的な音像に変わります。

 

ローゲインで繊細なプレイをする場合には、かなり良い効果を発揮します。

 

悩ましい変化ポイント

一方、ROCK色が少し落ちる点が歪みエフェクターとしては悩ましいところです。

歪みの派手さが無くなって落ち着いたサウンドになるのとコンプ感が弱くなります。

 

コンプ感がなくなるので、音の前に張り出す感・迫力が少し弱まります。

 

ダイナミックレンジとコンプ感はトレードオフですので、プレイスタイルに合わせて、どっちを取るかになるかと思います。

 

歪みの派手さと言っているのは、ミドル~ハイミッドの盛り上がり部分が少し奥にいく感じなんですよね。それによって、スイッチを変えた瞬間に、派手→大人しいに変わるように感じました。

 

ゲインが落ちているのかなと思いましたが、スイッチを切り替えてもゲイン自体は変わりありませんでした。

 

ダイナミックレンジが広がることで低域と超高域が増えているので、歪みは減っているけど出力されているパワー感は同程度、という感じです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

歪みエフェクター特有のコンプ感+強い歪みでガンガンいきたい方は9vが好みかも知れませんし、繊細なプレイをしたい方には17vが良い選択肢になるかも知れません。

 

もっと昇圧してやると違いがより明確になるかも知れませんね。

 

私の愛器はオリジナルで作製した2段歪み回路のディストーションなのですが、これは、前段が歪みを作る部分(プリ部)、後段が増幅部(パワー部)となっています。

 

ビールが好きなもので、サウンドイメージに合うビールの種類をそのまま命名しました。

  • 炭酸とホップの苦みがガツンと効いているGolden PILSNER
    ※マーシャル系サウンドなので、1959のようなプレキシ系を模したデザインにしています。
  • 炭酸弱めで柔らかく芳醇なBrown ALE
    ※Golden PILSNERより少しFender寄りの味付けにしています。

 

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今回の実験結果から、これのパワー部のみ昇圧しようかと考えています。

 

ガッツリ歪ませたい場合はプリ部を強めにして、繊細なプレイをしたい場合はパワー部を強めにすれば、ジェフベックからホワイトスネイクまでできるのではないかと考えています。(その腕があるかどうかはさておき・・・)



ではまた!



他の「耳で比較してみよう」企画はコチラです。
↓↓↓

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