サウンドハウス

lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

センドリターン無しアンプと空間系エフェクター

どうも、lenheyvanです。

 

久々の記事アップです。

仕事が忙しくて、気づけば10ヶ月ぶり。

時が流れるのは早いですなー

 

今回は、センドリターンがついていないアンプにどうやって、キレイに空間系エフェクターをかけるか、です。

仮にセンドリターンがついていても、エフェクターによっては通しただけで原音が変わってしまう場合があります。

 

私の場合、アンプにセンドリターンはついていないのですが、パワードアッテネーターにセンドリターンがついているので、そこで空間系をかけます。

 

ただ、最近入手した「MXR Carbon Copy」をかけると、サウンドが籠るんですよね。

ギター→「MXR Carbon Copy」→アンプの場合は全然問題ないです。

センドリターンだと何故かダメなんですよね。

 

 

 

 

 

うーん、、もしかしてこれはインピーダンスの問題かなと思い、バッファ(Bonafide Buffer)を通してみたんですが、これもダメでした。

Bonafide Bufferは出力インピーダンスを100Ωなら十分に低インピーダンスです。

以下2パターンを試したのですが問題解消せず。。。


・センド端子→「Bonafide Buffer」→「MXR Carbon Copy」→リターン端子

・センド端子→「MXR Carbon Copy」→「Bonafide Buffer」→リターン端子

 

「MXR Carbon Copy」のMIXはもちろん、他のつまみをゼロにしてもダメ。

ただ、Strymon、Eventideの空間系は問題なしです。

 

やっぱりセンドリターンの信号レベルに合ってないのかーと思いつつ、何か良い方法が無いかなと考えていました。

 

そして、閃きました。

 

宅録する場合と同じように、マイクで集音したサウンドに空間系をかければ良いのではと。

 

ただ、ヘッドフォンで聴きたいわけではなく、あくまでもライブのようにダイレクトにサウンドを聴く前提です。

 

マイクで集音したサウンドを、ジャズコのリターンに接続するとステレオで音が出せそう。でも、集音したサウンドはレベルが低すぎるし、2台のアンプのサウンドバランスも取れる必要があります。

 

じゃあ、オーディオインタフェースのマイクプリアンプで増幅して、LEVELつまみで音量調整しちゃえばいいんじゃないだろうか。

 

ただ、1つ困ったことが。

 

私が持っているオーディオインタフェースの出力はRCA端子。

ジャズコのリターン端子はもちろん普通の1/4フォンジャック。

 

変換が必要だ。。。

 

でも、探したらありましたよ。

さすが、サウンドハウスさん。

 

RCA端子から1/4フォンジャックへの変換端子です。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / APR221 変換アダプター フォン RCA

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / APR221 変換アダプター フォン RCA

 

さあ、これで準備完了!

 

接続の流れとしてはこんな感じです。

 

 

まず、ギターからはそのままアンプへ。

マイクを立てて、Dry音を集音します。

 

マイキングで宅録するときと同じように、オーディオインタフェースへ接続。

次に出力端子(RCA)をさきほどの変換端子で1/4フォンジャックに変換します。

 

ここで、空間系エフェクターを通します。

 

そして、ジャズコ(じゃなくてもリターン端子があれば何でも良いのですが)のリターン端子へ接続します。

 

そうすると、あら、不思議(でも何でもないですが)

 

いつものアンプからはDry音が。

ジャズコからはディレイのかかったサウンドが出てきます。

 

オーディオインタフェースのLEVELノブで、ジャズコ側の音量も調整可能です。

 

これ、別にディレイを通さなくても、ステレオでサウンド出力するだけでも広がりのあるサウンドになって、楽しいです。

 

また、ディレイの代わりに、例えばEventideのMicroPitch Delayを通すと90年代のエディがやっていたデチューンサウンドがいい感じに出力できました。

 

これは中々面白いです。

 

センドリターンに悩まされている方は是非お試しあれ!

 

では、また!