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lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

コイルタップ時だけボリュームポットの抵抗値を変える

どうも、lenheyvanです。

私のWashburnのN2君ですが、購入時はボリュームポットがPUSH-PULLタイプになっていて、PULLするとコイルタップされる仕様になってました。

ですが、コイルタップはあまり好きではなかったので、ピックアップ交換と同時にCTSのボリュームポットに交換してコイルタップは無効化してました。

コイルタップが好きじゃなかった理由は、やっぱりシングルとは異なるサウンドになってしまうからです。
ハムバッカーの片方なのでシングル用として作られたわけではないので、という気持ち的な部分と(おまけ機能と考えれば良いのですが)、シングルはボリュームポットは250kΩにしてキンキンした高音を抑えますが、ハムバッカー専用ギターのおまけ機能みたいなものなので500kΩで使用することになるのでキンキンしちゃうんですよね。

※ボリュームポットの抵抗値によって高音の出方が変わる点については以下記事参照
↓↓↓

lenheyvan.hateblo.jp


ただ、最近、一本くらいシングルのサウンドが出るギターもあっても良いのでは、と思い始め、コイルタップ切替用のスイッチでボリュームポットの抵抗値も変えられないかなーと思い、ちょっと考えてみました。

 

ボリュームポットの抵抗値を変える

これは前からアイデアとしてあったのですが、ボリュームポットの1番と3番(端と端)に抵抗を取り付けると、並列になるので抵抗値を下げることができます

例えば、500kΩのボリュームポットに500kΩのボリュームポットを取り付けると、ボリュームMAX時の抵抗は、半分の250kΩになります。
※色々なサイトに載っているので計算式まで載せませんが、「合成抵抗値」でググると簡単に計算してくれるサイトが沢山ありますので色々な値を入れて試してみてください。

回路図で書くとこんな感じです。




実際にそうなるかテスターで測ってみます。

1.通常の状態

500kを少し下回って475kΩですね。


2.500kΩの抵抗を取り付け

こんな感じで取り付けます。


3.抵抗値を測定

約半分くらいの237kに下がりました。


つまり、500kΩのボリュームポットを250kに近い値で使用することができます。

昔のレスポール(P90を載せていたもの?)は300kが採用されていたという話がありますが、300kのボリュームポットってあまり売ってないので、こういう方法で作り出しちゃうというのも1つの手だと思います。
800kΩ程度の抵抗と並列にすると、ちょうど300kくらいになります。

 

コイルタップに応用する

ということは、つまり、コイルタップ時にこの抵抗を接続する/しないを切り替えすることができれば、コイルタップOFF時は500kΩ、コイルタップON時は250kΩということが実現できるわけです。

単純にコイルタップをON/OFFするだけなら2点3ピンのスイッチで事足りますが、抵抗の接続する/しないも切り替えするので2点6ピンのスイッチを使えば実現できることになります。

まずはコイルタップのみの場合の配線を見てみましょう。
コイルタップの方法はいくつか方法があるのですが、私はこんな配線にしています。

コイルタップのみの配線

①コイルタップOFFの場合
コイル1とコイル2のタップ線を接続するとコイル1・2が直列に接続されます。
あとは、コイル1のHOTとコイルのアースをボリュームポットに配線します。


このとき、信号の流れはこんな感じになります。
ハムバッカーとして機能しますね。


②コイルタップONの場合
コイル1のタップ線をアースに接続してしまえば、コイル2は利用されなくなり、コイル1のみ機能します。
コイル2はホット側(赤のタップ線)がどこにも接続されていないので信号は出力されません。

 

このとき、信号の流れはこんな感じになります。
コイル1がシングルピックアップとして機能しますね。


では、次はここにボリュームポットの抵抗値を変化させる抵抗の接続切り替えを追加します。

コイルタップ+ボリュームポット抵抗値切り替えの配線

①コイルタップOFFの場合


スイッチを6ピンにしたことで、もう1つの回路を切り替えることができます。
500kの抵抗の片足をボリュームポットの3番目に接続しておいて、もう片方はスイッチ(一番上)に接続します。
ボリュームポットの1番目はスイッチの真中に接続しておき、スイッチONのときにボリュームポットの1番目と3番目の間に抵抗が接続されるようにします。

上図では抵抗は接続されていない状態になるので、ボリュームポットは500kのままです。

②コイルタップONの場合



このときは抵抗が接続されることになるので、ボリュームポットは250kになります。
つまり、コイルタップした場合(=シングルピックアップ)の場合のみ、ボリュームポットを250kにすることができます。



結果は同じですが、私の場合は、余計な配線をしたくなかったので以下のような感じに配線しました。ボリュームポットの1番上のピンはGNDなので、それと同電位の緑線に導通させています。(結果はどちらでも同じなので好みの問題です)



スイッチ穴を開けるのがイヤだったので、N2入手当初に外したPUSH-PULLスイッチ付きのボリュームポットを掘り出して使用しました。

これでコイルタップを実現するとともに、コイルタップ時にキンキンしていた高音は抑えられ、良い感じになりました。

ただ、ハムバッカーとサウンドキャラクターに差は少しつけたかったので、1MΩの抵抗を使用して、320kくらいにしました。


コイルタップ時のキンキンに不満をお持ちの方はお試しあれ!

ではまた!