どうも、lenheyvanです。
ポタアン変遷の続きです。
前回紹介したオーディオテクニカのAT-PHA31iですが、オーディオ系雑誌を読んでいると、「今、ポタアンが熱い」的な記事が結構出ていて、すごく気になりだした頃でした。
今までは、
・再生機器のバッテリーとポタアンのバッテリー、両方を気にするのは面倒
・かさばりそう
という理由で敬遠していたわけですが、もっと高音質な世界に足を踏み入れたくなってしまったんですね。
探す条件は、
・音質に定評がある
・大きすぎない(あまりかさばらない)
・中古で2万円代で購入可
です。
色々なレビューサイトを見て、候補に挙がったのは以下3つです。
・SONY PHA-1A
・OPPO HA-2
ONKYO DAC-HA200
ONKYOは昔から好きなメーカーで、どのレビューサイトを見ても、入門機ならこれでしょ、という扱いで書かれていたので、真っ先に第一候補に挙がりました。
記事を読む限り、優等生的な感じで同じ価格帯では特に弱点無し、
しかも、同じくONKYOが提供しているスマホ向けのミュージックアプリ「HF Player」(※1)の有料版を無償で利用可能という特典付き。
ただ気になったのは、サイズ感。厚みがあるので、スマホと重ねると結構ボリューム感があり、持ち歩きが大変そうなところで迷ってしまいました。
※1 無償版のまま利用することも可能で、私のサブ用スマホでは無償版で利用しています。このアプリ使うとスマホ標準のアプリで聴くより音質が良くなるのと、インターネットに接続していると歌詞が連動して表示されます。著名なスタジオエンジニア達が作成したイコライザーを使うこともでき、私にとっては必須のアプリです。
有償版と無償版の違いは、有償版だとハイレゾ音源の再生が可能になります。(最近のupdateで、無償版でも8曲までは聴けるようになったようです)
SONY PHA-1A
ONKYOのDAC-HA200とライバル機として紹介されていたのが、SONYのPHA-1Aです。
まずウォークマンからの系譜を引き継ぐメーカーとしての安心感、そしてDAC-HA200とライバルとなると気になっちゃいます。
ただ、もちろんですが、こちらは「HF Player」の特典は当然の如く無く、その他はほぼ互角とのこと。そうなると、敢えてこちらを選択する強い理由も無く、候補からは外れました。
OPPO HA-2
最後に気になったのはこちら、OPPOのHA-2です。
OPPOというメーカーは聞いたことなかったものの、このユニークかつオシャレなデザインに惹かれました。手帳のようなレザーを貼ったようなデザインと薄さ。
でも音質、使い勝手はどうなのよ?
調べてみると、
・ハイレゾ音源に対応
・GND分離接続を採用(※2)
※2 左チャンネルと右チャンネルを独立させることでクロストークを減らして、左右チャンネル間のセパレーションが良くなる接続方法です。この手法はバランス接続が有名ですが、左右それぞれのhot、coldにアンプを使うので計4つのアンプで駆動させます。GND分離はバランス接続はhot、coldを各1つずつ計2つのアンプで済みます。その分、コストダウンが可能になります。コストと音質のバランス的にGND分離を選択したんでしょうね。
・Bass Boost機能
・30分で70%の充電が可能な独自機能「ラピッド・チャージ」
・モバイルバッテリー機能
とのこと。
そもそも当時ハイレゾ音源は持って無かったので、「HF Player」の無償版でもいいし、何よりこの薄さ。そして、GND分離接続が可能ということで、DAC-HA200より高音質が望めそう、ということで、これに決めることにしました。
使ってみた感想
フリマで2万代で購入しました。
実物を手にしましたが、写真のとおり高級感があり、そしてやっぱり薄い。
音質も「オーディオテクニカのAT-PHA31i」と比べたら段違い。
割と、低音から高音まで癖が無く、フラットに出る感じで、Bass BoostをONにしても、劇的に低音が強くなるわけではなく、バランスが崩れないように、上品に低音を持ち上げてくれます。
Rock好きなので、もっとガツンと低音利かせて欲しくもありましたが、きっとそれだと高音域がスポイルされてしまう、というメーカーの判断なんでしょう。
この時はまだイヤホンを替えていなかったので、この後イヤホン探しの旅に出るわけですが、それは次回に。
次回はこちら
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