サウンドハウス

lenheyvan’s music

ギター、エフェクター製作、オーディオなど、大好きな音楽の話をしていきます。

ポタアン放浪記(2/4) ~2015年頃~

どうも、lenheyvanです。

 

ポタアン変遷の続きです。

 

前回紹介したオーディオテクニカのAT-PHA31iですが、オーディオ系雑誌を読んでいると、「今、ポタアンが熱い」的な記事が結構出ていて、すごく気になりだした頃でした。

 

今までは、

 ・再生機器のバッテリーとポタアンのバッテリー、両方を気にするのは面倒

 ・かさばりそう

という理由で敬遠していたわけですが、もっと高音質な世界に足を踏み入れたくなってしまったんですね。

 

探す条件は、

 ・音質に定評がある

 ・大きすぎない(あまりかさばらない)

 ・中古で2万円代で購入可

です。

 

色々なレビューサイトを見て、候補に挙がったのは以下3つです。

 

ONKYO DAC-HA200

SONY PHA-1A

OPPO HA-2

 

 

ONKYO DAC-HA200

ONKYOは昔から好きなメーカーで、どのレビューサイトを見ても、入門機ならこれでしょ、という扱いで書かれていたので、真っ先に第一候補に挙がりました。

 

記事を読む限り、優等生的な感じで同じ価格帯では特に弱点無し、

しかも、同じくONKYOが提供しているスマホ向けのミュージックアプリ「HF Player」(※1)の有料版を無償で利用可能という特典付き。

 

ただ気になったのは、サイズ感。厚みがあるので、スマホと重ねると結構ボリューム感があり、持ち歩きが大変そうなところで迷ってしまいました。

 

※1 無償版のまま利用することも可能で、私のサブ用スマホでは無償版で利用しています。このアプリ使うとスマホ標準のアプリで聴くより音質が良くなるのと、インターネットに接続していると歌詞が連動して表示されます。著名なスタジオエンジニア達が作成したイコライザーを使うこともでき、私にとっては必須のアプリです。

有償版と無償版の違いは、有償版だとハイレゾ音源の再生が可能になります。(最近のupdateで、無償版でも8曲までは聴けるようになったようです)

 

SONY PHA-1A

ONKYODAC-HA200とライバル機として紹介されていたのが、SONYのPHA-1Aです。

まずウォークマンからの系譜を引き継ぐメーカーとしての安心感、そしてDAC-HA200とライバルとなると気になっちゃいます。

 

ただ、もちろんですが、こちらは「HF Player」の特典は当然の如く無く、その他はほぼ互角とのこと。そうなると、敢えてこちらを選択する強い理由も無く、候補からは外れました。

OPPO HA-2

最後に気になったのはこちら、OPPOのHA-2です。

OPPOというメーカーは聞いたことなかったものの、このユニークかつオシャレなデザインに惹かれました。手帳のようなレザーを貼ったようなデザインと薄さ。

 

でも音質、使い勝手はどうなのよ?

 

調べてみると、

 ・ハイレゾ音源に対応

 ・GND分離接続を採用(※2)

   ※2 左チャンネルと右チャンネルを独立させることでクロストークを減らして、左右チャンネル間のセパレーションが良くなる接続方法です。この手法はバランス接続が有名ですが、左右それぞれのhot、coldにアンプを使うので計4つのアンプで駆動させます。GND分離はバランス接続はhot、coldを各1つずつ計2つのアンプで済みます。その分、コストダウンが可能になります。コストと音質のバランス的にGND分離を選択したんでしょうね。

 ・Bass Boost機能

 ・30分で70%の充電が可能な独自機能「ラピッド・チャージ」

 ・モバイルバッテリー機能

とのこと。

 

そもそも当時ハイレゾ音源は持って無かったので、「HF Player」の無償版でもいいし、何よりこの薄さ。そして、GND分離接続が可能ということで、DAC-HA200より高音質が望めそう、ということで、これに決めることにしました。

 

使ってみた感想

フリマで2万代で購入しました。

実物を手にしましたが、写真のとおり高級感があり、そしてやっぱり薄い。

音質も「オーディオテクニカのAT-PHA31i」と比べたら段違い。

割と、低音から高音まで癖が無く、フラットに出る感じで、Bass BoostをONにしても、劇的に低音が強くなるわけではなく、バランスが崩れないように、上品に低音を持ち上げてくれます。

 

Rock好きなので、もっとガツンと低音利かせて欲しくもありましたが、きっとそれだと高音域がスポイルされてしまう、というメーカーの判断なんでしょう。

 

 

この時はまだイヤホンを替えていなかったので、この後イヤホン探しの旅に出るわけですが、それは次回に。

 

次回はこちら

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ポタアン放浪記(1/4) ~2010年頃~

どうもlenheyvanです。

 

今日は自分のポタアン変遷を振り返ってみようかと思います。

 
ポタアンってオーディオ好きの人じゃないと馴染みが無いと思いますが、ポータブルアンプのことです。

iPodiPhoneで音楽を聴いている人は多いと思いますが、iPodiPhoneにもアンプ機能はあって、そこで音を作ってイヤホンから出力しています。

ただ、アンプ自体の性能はそんなにメーカーもコストをかけているわけではないので、普通です。

もっといい音で聴きたい場合は、アンプとイヤホンを替えるのが一番効果があります。
音を作る心臓部のアンプと、最終出口のイヤホン(ヘッドホン)が一番音への影響が大きいです。

ホームオーディオでも同じです。

昔からオーディオは大好きで、そうなると外でポータブル機器で音楽を聴く時にも音には拘りたくなるわけです。

 

ハードロック好きなので、バンド仲間からは、「ロックは高級オーディオで聴くものじゃないでしょ」なんて言われたりしましたが、「いやいや、好きな音楽こそ良い音で聴こうよ派」だったので、そんな意見もお構いなしです。

 

最初は皆さんそうかと思いますが、イヤホンから変えていきました。

当時はiPod全盛でしたので、もちろんiPod、かつ、CDは大量に持っていたので、大容量のiPod Classicを持ってました。

 

2014年に販売終了してしまいましたが、最初に買ったのは液晶が白黒のモデル(たぶん第4世代)、そのあとカラー液晶モデル(たぶん第5世代か第6世代)で、途中壊れて再購入とかしたので、3,4台買い繋いで使っていたと思います。

 

いやぁ、懐かしい。

 と言いつつ、今カーオーディオ用として車にこれを据え置きしてますけどね。

スマホBluetoothよりお手軽なので)

で、前置きが長くなりましたが、イヤホンは家電量販店で色々聞き比べして、JVCの1万円くらいのを好んで使っていた気がします。

 

ちなみに今一番お気に入りのイヤホンはJVC HA-fx1100なので、サウンドの作り方が自分の好みにあっているんでしょうね。

今は諸々の事情で使える機器が無く、タンスの中でお眠りしてますが、いずれ使う時が来るであろうと思っています。その事情については今度お話しします。

 

低音から高音までスッキリ出ていて、迫力はあるけどドンシャリ過ぎず、ある程度の柔らかさがあるというか、空気感があるというか、そういう自然さがあって、そこが魅力です。モニターライクな感じかも知れないですね。

 

ゼンハイザーも良かったのですが、高音域のシャリシャリ感が私には感じられて、ハイハットの余韻の響きなんかが金属的に耳に残る感じがして、却下でした。

 

 ただ、イヤホンだけ変えても限界はやっぱりあって、次に手を出したのがポタアンです。

 

当時はまだポタアンなんて言葉は無かった気がしますが、ヘッドホンアンプとかポータブルアンプとか呼ばれていたような、、、かなり記憶がうろ覚えですが。

 

オーディオ系雑誌でそういうものが最近流行っているという情報を見つけて、秋葉原の家電量販店に繰り出したわけです。

 

雑誌からの前情報では、電池式、バッテリー式、iPodからの給電式などあり、給電式はお手軽だけど音質求めるならバッテリーor電池式ということでした。

 

さすがに電池式は面倒なので、バッテリー式に狙いを定めて試聴をしていきました。

確かに迫力が増した気がしましたが、予想していた程ではなく、う~ん、こんなもんなのかなぁと思いながら、最後に、給電式のを試した。

 

音出し一発目で、「すげー、なにこれ」でした。

 

それがこれです。

 

 

オーディオテクニカから発売していた、iPodから給電式のポータブルアンプです。

2010年12月に発売されたもので既に販売終了していますが、手軽に音質向上できるので今も使っている方はそれなりにいらっしゃるかも知れません。

 

何が良かったかと言うと、「迫力」です。

もしかすると、その当時はあまり耳が肥えてなかったので、今聞くとバッテリー式のほうがいい音と感じるかも知れませんが、魅力的だったのは全体的な押し出し感です。

 

つける前が、奥の方でか細く鳴っているとすると、
つけた後は、目の前で大音量で鳴っているように感じました。

 

もちろんこれを購入し、途中壊れて、買いなおしたりして、2015年頃まで使い倒しました。

 

これを機に、再生機器+ポタアン+高音質イヤホン という音質を求めれば青天井という、泥沼の世界へ気持ちよくハマっていったわけです。

 
ではまた!

次回はこちら

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ブラウンサウンドに近づくためのピックアップ選び(1/2)

どうも、lenheyvanです。

 

前回まででフランケンギター製作は完了したのてすが、ここからサウンドを突き詰めていきます。

 

といっても、ギター自体は手持ちのもので作ったので、アンプを除くと、あとはピックアップです。

 

ピックアップはいわばギターのマイクですので、かなりサウンドへの影響度は高いです。

 

色んなサイト、動画を見て、

・PAF系だからduncan59だ

・出力低めで切れ味の鋭いピックアップが要だ

・エディはduncan SH-11 custom custom使ってたらしい

・やっぱりducanカスタムショップ製の78modelでしょ

・いやいやducanカスタムショップ製のFrankensteinだよ

・duncanカスタムショップ製のIM1が本物に一番近いらしい

など、色々な情報を目にしました。

 

もちろん目指すのは1stのブラウンサウンドです。

 

 

 

やっぱりまず試したいのはこれですよね。

 

Seymore Duncan Custom Shop 78model 

 

duncanカスタムショップ製の78modelです。

 

正確には、セイモアダンカンが、まだE.V.Hという商標で販売していてESPが輸入代理店してた(?)ときのものを入手しました。

※商標権かなんやらの問題でE.V.Hが使えなくなり、現在は78modelに商品名は変わっています。

ちなみに、Evenly Voiced Harmonicsの略称でE.V.Hとしてました。

 

早速、マウントして(もちろん、ダイレクトマウントです)、音出ししました。アンプはMarshall 1987xです。

1959slpよりも歪みやすく、家でアッテネーター繋いで弾くにも100wだとスピーカー四発必要なので、二発で済む50wモデルが好きです。

四発キャビなんて家に置いたら、家族からの苦情で即刻売却せよと言われてしまいますからね。。

 

 

 

まずボリューム絞ってクリーン。

うん、まあごく普通。そんなに特別な味付けはなくて、特徴と言える特徴はないです。

 

※あくまでも、ここからは個人的な感想です。

 

さて、次は期待大のディストーションサウンド

アンプ直でボリュームUpします。

 

うーん?

うーん。。

そうかー。。。

 

 

私の最初の予想(妄想)とは違いました。

1stのあのブラウンサウンドみたいに、バリっと歪んでピッキングハーモニクスがピキャーンというようなのを予想をしていたのですが、割りと大人しめ

 

ディストーションペダルを踏んでみましたが、ピッキングしたときのニュアンスは、割りと柔らか目に感じました。

 

普段、ピッキングアタック時のニュアンスが強めのものを使っているから、そう感じるんですかね。

 

JBなんかは、ピック当たったときにキュってなるんですが、78modelは滑らかな感じです。弦離れが良いというか。

 

私の好み的には、1-6弦を全部左手でミュートして、ブラッシングしたときに、ブキャッブキャッと、分厚い低音と派手なハーモニクスが出るのが好きなんですが、78modelはズクッズクッと私には聴こえました。(高音域のハーモニクスが弱い)

 

1stをよく聞くと、低音域から高音域までガッツリ歪みながらも高音域の耳に痛い周波数(2-5khz)は押さえられていて、でも超高域はめちゃ伸びてますよね。

 

全体的に柔らかいというところでは確かにエディサウンドな気はします。

ただ、超高域の伸びは、私の音作り・腕が良くないのか、あまり感じられませんでした。

 

その後、現行モデルの78model(E.V.Hではなく)を入手してマウントしてみましたが、同じ感想でした。

 

どうも私の好みではなかったようです。

 

次に試したのが、これです。

 

Seymore Duncan SH-11 Custom Custom

SH-11ってエディモデルでしょ、なんて言われてたこともあるらしい、こいつを試してみます。

 

さて、サウンドは。

 

おっ!

耳障り良く柔らでスムース。そして、良く歪む。

 

Rockなやつですねー

78modelは所謂PAF系なので出力はおさえ目の8kΩ台ですが、こいつは11kΩくらいあります。

 

ハイパワーまではいかないので、メタルじゃなくてハードロックな歪み方です。(ハイパワー系は大体14-15kΩくらいありますからね)

 

ヘヴィなズジャーという歪み方ではなく、骨格と理性を保ちながら、元気にグギャンと歪みます。(擬音語ばかりですみません)

 

これも全体的には柔らかく歪むので、攻撃性というよりかは、元気の良さが出るキャラクターになってるのかなと思います。

 

78model同様にアタック時のハーモニクスは少ない(というか滑らか)なんですが、ハーモニクスはよく出ていて、タッピングやると、通常のピックアップと比較して、実音よりハーモニクスが多めに聞こえます。

 

気持ちよく弾けるピックアップです。

 

こいつで決まりだなと、数ヶ月弾いてました。

 

 

 

 

うーん、何かモヤモヤする。

なんだろう?

何か物足りない。

 

 

やっと、分かりました。

 

 

安定しすぎてて、扱いやす過ぎるんです。

車で言うと、MT車じゃなくてAT車です。

 

1stというより、For Unlawful Canal Knowledge辺りのサウンドに近いかも知れません。

 

 

 

この安定さを好きな人にはピッタリだと思います。

 

私はもうちょっと人間臭さというか、ピッキングがうまくいってなかったら、「そんなピッキングじゃ、へなちょこな音しか出してやんねーからな!」みたいなヘソ曲がりが好きです。

 

というわけで、これも候補から外れました。

 

次に試したのが、初期SLASHの利用で有名すぎる、こいつです。

 

Seymore Duncan APH-1b Alnico Ⅱ Pro

何でこれを試したかと言うと、スラッシュのサウンドが大好きだからです。

特にUse Your Illusion のスラッシュのサウンドは大好きで、Don't Damn meのイントロのリフなんか鳥肌ものです。

 

低音から高音まで素直に出ていて、歪の粒は細かめながらもクリーミー過ぎず攻撃性は保っていて、ザクザクした感じがあり、かつ、迫力もあるという理想のサウンドの1つです。

 

 

 

 

 

さあ、マウントして音出しします。

 

さすがに、Don't Damn meの音は出ませんでした。

まあ、そりゃそうですよね、音作りのセンス・腕あっての、あの音ですから。

 

アルニコⅡなので、柔らかいサウンドなんですが、Don't Damn meのような低音弦のガガッという歯切れのいいミュート音、きめ細かいザラっとした噛みつきのよいハイミッドの歪みは出せず、これも候補から外れました。

 

次に試したのが、Vanzandt Tru Buckerです。

※厳密にはVanzandtはギターのブランド名で使用しており、ピックアップのほうはVan Zandtです。

 

 

 

 

さて、音出しします。

 

お、歪む!

アタック時のニュアンスもいい!

倍音もよく出る!

 

これスゴいいいです。

 

まず、よく歪んでるように聴こえるんですが、よく聴くとそこまで歪んでません。(歪みが弱いという意味ではなく、実際の歪みより、聴感上の歪みが強めということです。)

 

直流抵抗値は8-9kΩ程度なので、PAF系ではあるのですが、倍音が良く出るので、歪みが強く聴こえます。

 

そして、アタック時のニュアンスは、JBがキュッだとすると、こっちは、キャッというような感じです。

 

高音弦を普通に弾いてもキラキラした倍音が良く出ます。JBはミッドの特定帯域にピークが突出していて、超高域はスポイルされます。それがJBの特性であり、ウケる理由であり、私もJB大好きです。

(なんせ、古い旧型JB、PrototypeJB、Anniversary JBと3つ持ってますから笑)

 

ただ、ヴァンヘイレンやるなら、ピッキングハーモニクスは天を切り裂くような超高域まで伸びてほしいんですよね。

 

1stのYou Really Got Meの2コーラス目のオブリ部分のピッキングハーモニクスから始まるあれみたいな伸びです。

 

こいつは、それを、見事に叶えてくれます。

 

初めはWashburnのN2に始め載せていたのですが、ちょっとアルニコⅤの金属的な高音が耳についたのですが、フランケンに移植していい感じにバランスが、取れたようです。

 

N2は多分アルダー(間違っていたらごめんなさい)で薄め、フランケンの元となったYAMAHA MG-MⅢはバスウッドでちょい厚め(ネックも)なので、ギター側の柔らかい感じと、Tru Buckerの相性が良かったようです。

 

ボディ(ネックもですが)、ピックアップなど、色々なパーツのトータルで音作りするのが大事なんだと改めて再認識です。

 

ちなみにTru Buckerが好き過ぎて、もう一個入手して、Tru Buckerに少し手を加えて、結局N2にマウントしました。今度はうまくバランス取れました。それについてはまた今度お話しします。

 

本当はカスタムショップ製のFrankenstein、IM1も試してみます見たかったのですが、お高いですし、IM1に至ってはネットオークションでもほとんどお目にかかることが無く、本国に直接、購入できるかを問い合わせしてみましたが、「順番に返信するから待ってねー」という定型文が返ってきてそれっきりです。

 

 

 

 

 

まあ、弾いてみて「こいつだー」というインプレッションは大切にしたいですし、何より弾いてて楽しいのが一番です。

 

ブラウンサウンドに憧れている方、Tru Buckerは大いに試す価値ありです。お勧めします!

 

 

ではまた!

 

 

 

(2022/3/12 追記)

アンプをモディファイすることで私なりのブランドサウンドを得ることができたので、そちらもご参照ください。

 

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エディのフランケンギター製作日記(5/5) 工程④ 〜完成編〜

どうも、lenheyvan です。

 

前回はショッキングな出来事がありましたが、何とか形にはなりました。

 

ここから、最後の仕上げをしていきます。

ピックガードと25セント硬貨の取り付け

まず、このギター、元がヤマハのMG-MIIIですので、ストラトのピックガード的なものはついてませんでしたので、単品で入手しました。

 

利用する部分は右下の部分だけなので、S-S-Sでも構いません。
右下部分をアクリルカッターで切ります。

 

このアクリルカッター、私はエフェクター自作するときに表面にアクリル板を載せて仕上げることが多いのですが、そのようなときに重宝しています。
普通のカッターだとアクリル板切るのはかなり無理がありますので。

今回はカットする部分を普通のカッターでガイド線のように引いた後、アクリルカッターで削るようにカットしていきました。

 

アクリルカッターは少し太め切る(というか削っていく)ので、1mmくらい幅は広めにとってカットすると良いと思います。

切った後は切り口が鋭利になっていてキケンなので、紙やすりでスリスリして滑らかに仕上げていきます。

このとき凸凹に削れないよう、平らな面に当てて削るのがポイントです。
当て木をしてもいいですし、テーブルの上にヤスリを置いてそこに擦り付けるようにやっても良いですし、とにかく、平らな面でやるのが重要です。

 

 

 

また、エディのギターには25セント硬貨がついてます。
外貨両替しても良いのですがこれのために両替するのは割に合わないですし、フリマとかで普通に出品されているのでそっちのほうがお手軽です。

ちなみに、日本では硬貨に穴を空けるのは違法になりますのでご注意を。
Japaneseバージョンということで100円硬貨に穴空けちゃうとマズイので。

ここは素直にエディと同じく25セント高価を入手して穴あけしましょう。

電動ドリルで穴あけするのですが、ここでも注意点が。
結構厚みがあるので、穴が開くまでちょっと時間かかります。
ドリルを回していると摩擦熱で硬貨がめっちゃ熱くなりますので、ヤケドに注意です。

私は、ドリル回して熱くなってきたら一回休憩、冷めたらまたドリル回す、を繰り返し行って空けました。あと、硬貨が小さいので、ぴょ~んと飛んでいかないようしっかり押さえる必要があります。飛んでいくとケガや物を壊すキケンがありますので。

万力(クランプ)で固定するなり、してドリルを当てるようにしましょう。

 

ピックガード、25セント硬貨の二つを取り付けるとこんな感じです。

雰囲気が出てきました♪

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そして、最後に、ネックのYAMAHAのロゴを消して、フランケンギターのようにタバコ痕をつけます。

ロゴはヤスリで削って落としていきます。YAMAHAさんゴメンナサイ。YAMAHAのギターは大好きなのですがフランケンにしたいのでお許しを・・・)

塗装が結構乗っているので、それなりに削る必要があるため、オービルサンダーでサンディングしたほうが良いです。ちょっとなめていまして、私は手でやったのでかなり時間かかりました。(そして塗装が落ちきっていない。。。)

そしてタバコ痕をつけていきますが、私は喫煙者ではないのと、タバコでうまく焦げ跡つく気がしなかったので、ガスバーナーで炙ってみました。

ちょっとやり過ぎた感が否めないですが、(得意の)オリジナリティとポジティブに捉えて、これでヨシとします。


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組み上げ

ではネックとボディを組み上げて完成させます。


じゃん!

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素人作業にしては、いい感じです。
何より自分で作ったという充実感がいっぱいです。 


ブリッジは塗装剥がしてニッケルっぽい味わいにしようと思いましたが、中々削れてくれないのと、細かいところに黒が残ってマダラになるとかっこ悪いので、アームだけヤスリがけしてニッケルっぽい感じにしました。

 

これにて長かった、フランケンギター製作は終わりです。

 

大変でしたが、自分で作ったものなので、愛着が湧きます。一度はどうしても欲しいものがあって手離そうかと思ったのですが、思い留まって良かったです。

 

出来としては粗いですが、そのお手製感がまたエディぽいかもなとも思うので、私の中では大成功です。

 
細かい部分では、ジャックがストラトタイプじゃないので違うとかポジションマークが、ブリッジがフロイドローズじゃないとか色々あるのですが、このギターでは高校生のときからのお付き合いなので、そんなことはどうでもいいです。

そのギターをフランケンに改装できたことが何より嬉しいです。


それなりに工具を揃えたりや手間がかかったりしますが、意外と作れちゃうものですのでエディフリークの方は、安いギターを中古で購入して、やってみてはいかがでしょうか。

30万とか40万とか出さないと手に入らないフランケンが、数万で作製できちゃいますよ。

何より自分で作ったものなので、愛着も一塩だと思います。
是非おすすめします。

私の失敗の屍を踏み越えて、もっと完成度の高いものを作製されることを祈っています!


ではまた!

エディのフランケンギター製作日記(4/5) 工程③ 〜号泣編〜

どうも、lenheyvan です。

 

前回は気分良く塗装が終わったところまでお話しました。

 

最後にクリアを吹くかは迷ったのですが(テカテカになったら雰囲気半減なので)、塗装が剥がれていくと困るのと、湿気対策しておかないと鳴りが日によって変わっちゃうかなと思い、艶消しクリアで仕上げることにしました。

 

 

これも塗装時と同様に3回吹き付けていきます。

前回の塗装編でも同じようにやりましたが、はじめは全体的にしっかりと、2回目以降は薄くやっていきます。


1回目をやって30分乾かして、2回目をやろうと思ったところで雨がパラついてきました。

いったん、雨が止むまで待って、止んだところで作業開始します。

どうやら雨が止んだようなので2回目の塗装を全体的にしていきます。

 

 

あれ?

 

 

ん?

 

 

ウソでしょ!

 

 

何と塗装が溶け出しました。
ちょっと意味が分かりませんでした。

 

元々、こんな感じにエディストライプ入ってたボディが、


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塗装がドロドロに溶けて、キレイだったストライプもぐちゃぐちゃ。
(ショック過ぎてここから写真撮ってません)


雪国の人なら分かると思いますが、雪まつりの期間中に気温があがって雨が降ったりすると、ドラえもんが怪物のようになるのですが、まさにそんな感じ。。

これじゃあ、フランケンギターじゃなくて、ゾンビギターじゃん。。

 

原因は、湿気のある状態で塗装は厳禁らしいのですが、湿気ムンムンの状態でクリアを吹いて、かつ、木の下でやっていたので、雨の水滴が何かの拍子にババっとかかったことで、塗装が溶けちゃったようです。

 

そして、経験上、クリアは厚くやっちゃうと塗装を溶かすようで、薄くサラっとを丹念に何回もやるべきだったようです。

それにしてもショック過ぎます。
さあ、どうしたものか。。

 

案1:もう一回塗装を全部剥がしてやり直し

案2:この上からまたブラックから始める

案3:ゾンビギターとしてこれにてフィニッシュ

 

もちろん、案3はナシです。
ただ、案1はメンタル的にハードル高すぎです。

ということで、案2で行くことにしました。

ここから、同じ工程をやり直しとなります。

次の週末まで1週間、ゾンビギターのまま部屋に置いておくのが何とも歯がゆかったです。ようやく週末が来て、幸運にも晴れです。

さあ、今度は絶対成功させます!

オールブラック

 →マスキングテープ貼る

オールホワイト

 →マスキングテープ剥がす&貼る

オールレッド

 →マスキングテープ剥がす

 
しっかり乾かす時間もとらなきゃいけないので(また焦って失敗するのだけは避けた方ので)、2週に渡って作業しました。

もちろん、1回目とはストライプの入り方は違いますし、レリック加工の具合も違います。2回目だから慣れたこともあり、1回目より逆にうまくいったかも知れません。


さあ、ここまで終わったら、リベンジのアレです。
クリア塗装です。

今度はしっかり晴天の日を選んで、慎重にクリアを少しずつ吹いていきます。
全体にまんべんなく、かつ、少量ずつを、溶けないかを確認しながらやっていきます。


今度は何とか成功したようです。

ふぅ、一安心です。

ただ、艶なしクリアとは言っても、ツヤはそこそこ出ます。
光をあてるとキラッと反射します。私が求めているのはもっとマットな感じです。

他に作られている方のブログを拝見させていただいたところ、ステンレスたわし(丸くてステンレスの脳みそみたいなやつです)で軽くこすると、いい感じにマットになるとあったので、早速百均でGETしてきて、やってみました。


おぉ、これは確かに素晴らしいですね。
塗装にはダメージを与えずに、テリ感だけを取ってくれます。


これをボディ全体的にやりました。


その結果がこちらです。
↓↓↓

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さっきの、画像と見比べてもらえれば分かると思いますが、お話ししたとおりストライプの入り方が違います。

 

また、画像だと見にくいのですが、赤の塗装のしたにうっすらと、一回目の黒ストライプや白ストライプが見えます。ホントにうっすらですけど。

これが逆に立体感を出していて、個人的にはいい感じです。

雨降って地固まる、です。

まあ、自作ですし、初めてですし、オリジナリティ出てますし、これでいいんだと自分に言い聞かせて、クリアまで完了です。

 
ちなみに、上の写真のあと、どうもフロントピックアップ辺りが寂しいかなーなんて思って、さらにレリック入れちゃいました。ちょっとやり過ぎかなと思いましたが、それで良しとしています。

なんで寂しく見えるんだろうと思ったら、本物フランケンてS-S-Hのギターを1ハムにしているのですが、私の場合、フロントは埋めちゃったのでS-Sの部分が無いんですよね。完全なレプリカではなくオリジナルレプリカということで納得しています。

最後はボディに装飾を加えて、ネックを少し加工して仕上げていきます。

 

次回はこちら

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エディのフランケンギター製作日記(3/5) 工程② 〜塗装編〜

どうも、lenheyvanです。

 

前回、塗装剥がししたところまでお話しました。ここからが楽しく、そして、重要な塗装フェーズです。

 

塗装はアサヒペンのラッカースプレーを使います。


何故これにしたかと言うと、他のフランケンギターを製作している方で使っている方が多かったというだけです。


高耐久/普通と製品ランナップがありますが、気分で良いと思います。
(違いはあまり分かりませんでした。後々分かるかも知れませんが。)

 

 

 

おおまかな塗装順としては、黒→マスキングテープ→白→マスキングテープ→赤です。
白までやったところで終えると黒白のフランケンです。
赤までやると黒白赤のフランケンになります。

 

ではまず最初に無塗装のギターをオールブラックにします。
(Ozzyのことを思い浮かべながら作業しました)

 

スプレー缶をかなり振ってるのですが、粒子が粗く、雨粒みたいな感じです。

本当は細かい霧のように塗料を出せるエアブラシとか使えば良いのでしょうが、メンテナンスも面倒そうだし、今後頻繁にやるわけでもないし、フランケンギターだからちょっと粗いくらいのほうがという気持ちもあるし、なによりそんな高価な工具は買えないのでそのままいきます。

 

外に行って家の裏で人がいない時間を見計らって、慎重に30分おきに3回ほどスプレーしました。
結構シンナー臭いので、風でこの臭いや塗料が飛んでいくとクレームになりかねないので、作業場所はちゃんと考えたほうが良いです。

 

初めてなのでうまくいったのか、いってないのか良く分からないですが、とにかく真っ黒になったので、ここから、ググって出てくるエディの本物デザインを見ながら、マスキングテープを貼っていきます。


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背面も忘れずに。

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マスキングテープ貼ってくと、ボディがFenderサイズではないので、こっちを立たせるとあっちが立たないみたいな感じになりました。
 

この線とこの線がココでクロスする予定だったのにズレてる。。。

でも、まあ、それも自分だけのオリジナリティだし、とポジティブに捉えて良しとします。

  

 

そして、今度はオールホワイトにします。
マスキングテープを貼っている部分は黒として残り、それ以外の部分が白になる予定です。


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もう、真っ白けで、今のところ、フランケンのフの字もありません。

ドキドキしながら、マスキングテープを剥がしていくと、、、

 

 

おおっ!

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出てきましたよ

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ストライプが!

 

1stアルバムでエディが持ってるやつです。

マスキングテープを剥がしていく毎に出てくる、このエディストライプに興奮してしまいました。何より、こんなにマスキングテープを剥がす作業が楽しいとは思いませんでした。

 

もう、うまくいく気しかしません♪

 

勢いに乗って、ここから最後のマスキングテープを貼っていきます。


先程と同じで、マスキングテープを貼るところは黒白が残り、それ以外が赤になるので、赤にしたくないところにマスキングテープを貼っていきます。

結構、細い線とか、微妙なうねうねのラインとかあって中々難しく、もはやオリジナルのデザインとはだいぶかけ離れてきますが、こんなライン入れたらカッコイイかなーなんて考えながら貼っていく作業は楽しいです。


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そして、今度はこれをオールレッドにします。

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さあ、いきますよ!

楽しいマスキング剥がしタイム、ラストです。
これを剥がしていくと、かの有名なエディストライプになる算段です。

 

 

きたっ!
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これこれ!
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フランケン登場!

 

そしてここからもう1つ重要な作業があります。
レリック加工です。

紙やすりで手で、感性にまかせて削って塗装を剥がしていくことで、使い込んで塗装が剥がれちゃった感をだしていきます。

 

これがあるかないかで雰囲気が全然変わりますよね。

ジーンズが好きな人がわざと色落ちさせて、ダメージ与えるのと同じです。
ピカピカでキレイな状態よりも、レリック加工したほうが風合いというか、独特の質感が出てカッコイイんですよね。

ティービーレイボーンストラトなんかも、めちゃくちゃカッコイイですよね。
あれは自然なのか敢えてのレリック加工なのか分からないですが、あの風格のギターを持っているだけで絵になると思います。

 

 

フランケンの話に戻りますが、これも本物のフランケンギターの画像を見ながら、レリック加工が入っているところに入れていきます。この作業も楽しくて、ついつい本物よりハードにレリックを入れちゃいました。

 

その姿がこちら。
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できた。雰囲気出てません?

 

いやー、おれって、天才。
あとは、クリアを吹いて完成だなーって感じです。

 

 

と、このときは思っていました。

  

このあと、悲劇が訪れるとは知らずに。。

 

次回はこちら

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エディのフランケンギター製作日記(2/5) 工程① 〜塗装剥がし編〜

どうも、lenheyvanです。

 

前回、製作大変でした、とお話ししていたエディのフランケンギター製作の話をしようと思います。

 

前回の記事はこちら

↓↓↓

 

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いや、まあ、最初はいい感じだったんですけどね、途中ハプニングが色々あり、前回の完成形になったわけです。

 

1.塗装剥がし

まず最初にやらなきゃいけないのは塗装剥がしです。

ただ、通常、エレキギターってガッチリ塗装されていますよね。
このYAMAHA MG-MⅢも多分に漏れず、結構しっかり塗装されています。

今まで高校生から大事にしてきて、ちょっとでも汚れたら磨いてきたこのボディーの塗装を剥がしていくのはちょっと心理的に勇気のいる作業です。

ガツンと硬いところにぶつけたりしない限り、そうそう剥がれませんが、これをどうやて剥がしていくのか興味津々でしたが、なんと、みなさん、アイロンとスクレイパーを使ってるじゃないですか。

 

これにはちょっとビックリしましたね。

 

 

 

ただ普通に考えるとアイロンなんか直接つけちゃうと溶けた塗装がべたべたくっつきそうですよね。

 

そんなことになったら怒られてしまうので、ちょっと慎重にやりました。

 お菓子作りの時に使う耐熱ペーパー(クッキー作るときにオーブンに敷くあれです)とか、を挟めば熱はちゃんと伝わる、かつ、くっつかないんじゃないか、とかと思い、まずはその戦法でやってみました。

 

でも耐熱ペーパー敷くとなんかうまくいかず、思い切って直接アイロンをつけてみました。

 

これが不思議なもので、耐熱ペーパーなんか敷かなくても、くっつくこと無く1-2分くらいあたためて(というか激熱)にすると、うまくいきました。

 

熱を与えると塗装が柔らかくなるんです。ゴムのようにグニュってなるので(かと言ってベタベタくっつきはしないです)、冷めるまえにそれをスクレイパーで剥がしていきます。

 

ただ、このギターは強力に塗装されていたのか、ベロッと剥がれはせず、最終的には表面をスクレイパーで削りながら取りました。

 

結構、ガサツにやったので、表面の木が繊維に沿って割れたり剥がれたりしましたが、このあとサンディングする予定なのと、なんせフランケンですから、逆にいいかなくらいのノリでいきました。

 

2.表面を研磨

スクレイパーガリガリやったお陰で表面がガタガタになったので、オービルサンダーで表面を滑らかにサンディングしていきます。

これ手でやるのは無理ですね。いや、1,2日かければ無理ではないですが、腕が持たないのと、何よりそれだけの気力を出すのがキツイので、文明の力を借りました。

 

5000円もあればそこそこいいものが買えるので、それで手でや労力が不要になるなら全然いいかなと思います。ちなみに私はフリマで中古で3000円くらいで割と状態のいいものを購入しました。

 

これがあると、例えば自作エフェクターを作るときにアルミダイキャストケースの鏡面磨きしたり、広範囲だったり時間をしっかりかけてサンディングしなきゃいけない作業が一瞬で終わるのでめちゃくちゃ便利です。

 

 

ちなみにフランケンギターなので1ハムです。

なので、フロントピックアップ部は、適当な木をホームセンターで買ってきて埋めました。キレイに穴にピッタリ埋まるようには手作業では中々難しいので、少し小さめにざっくり切ったら、隙間には爪楊枝を詰めて、そこに木工用接着剤としてはDIY界隈では有名なこいつを使いました。

爪楊枝を突っ込んで上をちょん切るのですが、当然ガタガタになるのと、埋め木も完全ピッタリの高さではなく若干高くなっていたので、ここもオービルサンダーでガッツリサンディングしていて、平面に仕上げました。

 

土日大工でちょこちょこやって、ここまで手作業なもんで、1ヶ月くらいかかりました。

 

そこまでやった状態が、こちらです。
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よく見ると、月のクレーターのようになっている部分があったり、かなり雑なのですが、初心者の第一作なので自分で合格を出しました。

 

ネックには、これまたホームセンターで買ってきた適当な木をネジ留めして、塗装に備えます。こうしておくと、塗装するときに楽なのと、乾かすときにもギターハンガーにそのままかけることができるので、使い終わったあとも、いずれまた他のギターでリフィニッシュ作業をするとき用にとっておきます。

 

次はいよいよ塗装になります。

 

次回はこちら

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エディのフランケンギター製作日記(1/5) ~イントロダクション~

去年ですが、かねてから欲しいなぁ、でも金ないしなー、と思っていたあの、エディのフランケンギターを作ってみました。

 

ちゃんとした製品として販売されているものは30万とか普通にしますからね、全然手が出せないのと、その金額かけるならアンプにかけたいです。

 

というわけで、ギターを始めようと思った高校生のときに年賀状配達のバイトをして初めて購入したけど、最近はちょっと弾かなくなっちゃったギターを使うことにしました。

 

元のギターはこれです。

はい、そうです。みなさんご存じ(?)のB'zの松本孝弘モデル、Yamaha MG-MⅢです。

 

Before
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出典:Amazon YAMAHA MG-MⅢ 【B'z松本孝弘モデル】 ゼブラ

 

このギターは最初に手に入れたギターだけあって、かなりの愛着があります。

購入して3年間くらいは、弾いたあとに必ずクロスでキレイに拭いて、本当に大事に大事にしていたギターです。20年以上かなり弾きこんでましたので、ボディの鳴りがすごく良くて、気に入っていたギターです。

 

ただこの歳になるとデザインがちょっと照れてしまうので、あまり外では弾けないかなと思っていたところで、フランケン作りたい衝動が来たので、これを使うことにしました。

 

次回、詳しくお話ししますが、どういう工程でリフィニッシュすれば良いか分からなかったので、ネットでフランケンを作っている方のブログをしらみつぶしに見ていって(結構作っている方いますよね)、何となく流れは掴みました。

 

塗装を剥がして、サンディング(やすりがけ)して、ラッカースプレーで仕上げていくわけですが、初めてなので、試行錯誤。。半年ほど四苦八苦しながら仕上げました。

 

Afterはこんな感じです。

レリック加工はエディのより派手めに入ってます(入っちゃいました・・・)

After

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試行錯誤しながら作る過程で分かった注意点がいくつかありましたので、どんな、行程で作っていったかは次回お話しします。

 

次回はこちら

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これから音楽ブログをはじめていきます

はじめまして。lenheyvanです。

 

大好きなギター、エフェクター、オーディオなどの話をしていこうと思います。

 

 

聴く音楽は70-80'sの洋楽HR/HMが中心です。

音楽に強い興味を持ったのが中学生の頃で、B'zのLADY NAVIGATIONをラジオで聴いて、なんてカッコイイ曲なんだろう自分もギターで弾いてみたい、というのがキッカケでそこから音楽どっぷりです。

 

当時、B'zの松本さんがB'z Beat Zoneというラジオ番組をやっていて、そこで海外のアーティストのことを知り、ヤングギターを読み漁って、洋楽にシフトしていきました。

 

洋楽を聴く数少ない同級生の中では、MR.BIGイングヴェイなんかが人気ありましたね。私はどういうキッカケか忘れましたが、オジーオズボーンから洋楽のカッコよさにハマっていきました。(たぶん、ヤングギターでザックワイルドが表紙になってたりしたので、そのカッコよさにやられた気がします)

 

そこからVAN HALEN、ガンズ&ローゼズ、BON JOVI、ブラックサバス、Extream、HelloweenMetallica、マイケルシェンカー、VandenbergQueen、RacerX、White SnakeHR/HMの沼にハマっていきました。

 

最初にバンドとしてコピーしたのは何故かZIGGYです。

これも何故かは分からないですが、周りで聴いている人がいたのかも知れません。

基礎をしっかり学ぶには良い経験だったと思います。

 

ギタリストは、オジーから入ったもので、ランディローズ、ジェイクEリー、ザックワイルドがまず大好きになり、それから、ポールギルバート、ヌーノベッテンコートの速弾きに魅せられ、マイケルシェンカーやVandenbergのクラシカルなサウンドにも魅せられました。

スラッシュの独特なグルーブ感のあるプレイや、ゲイリームーアやジョンサイクスのフルピッキングでゴリ押しするプレイも衝撃を受けました。

 

その中でも、ジェイクEリーはすごく好きで、あのピッキングしたときのキュッというハーモニクスがたまらん、という感じでした。

 

その影響で、今でこそ色々使ってますが、初心者の5年間くらいはピックアップはdancan JB、エフェクターはBOSS SD-1、そのあとにBOSSのグライコでミッドブーストするのがお決まりでした。

 

邦楽は、B'zはずっと好きですが、一番好きなのは、IN THE LIFE~Brotherhood辺りですね。7th Bluesは暗黒時代と言われているようですが、この2枚(青と赤)が一番好きなアルバムです。

Love Is Deadの前半Jazzyに入って後半Rockするギターソロや、Strings of my soulの泣きのギターなんか名演だと思います。

 

他は、ELLEGARDENONE OK ROCKですね。

特にワンオクはTakaの素晴らしすぎるボーカルの曲の良さで、世界レベルではないかと思っています。

 

ギターの話に戻りますが、理想のギターサウンドを追い求める点については拘りがあります。ズバリ理想のサウンドVAN HALENのYou Really Got Meの冒頭のリフですね。

 

あの、深く歪んでるのに重すぎず、それなのに壁のような迫力のギターサウンドを出したいと試行錯誤をずっと続けています。

 

まだまだ辿り着かず色々なことを試していますが、ようやくここ2,3年でかなりいい線まで来たかなと思ってます。ただ、エディのサウンドそのものを真似したいわけではなく、あれよりもっとクリアで分離感が良く、でもあの壁のような迫力は保っている、という自分勝手なサウンドを自分への宿題として課しています。

 

当然、JB+SD-1+イコライザーではその音に近づけるわけはなく、ピックアップは最近は日本でマイナーなブティック系、エフェクターは自作、イコライザーは使用せずに、自作ディストーションとこれまた日本ではマイナーな改造マーシャル系アンプで音作りをしています。

 

ギターの話が長くなってしまいましたが、オーディオについても昔から大好きで、はじめて良いものを購入したのが20歳くらいの頃です。

 

当時はONKYOが大好きで、ONKYOのミドルサイズのスピーカーにプリメインアンプはDENONで構成していました。

あまり覚えてないですが、私のことなので、オーディオ雑誌を買ってきて、色々調べた結果そうしたような気がします。

 

それから社会人になって少しお金に余裕が出てきた頃に、一新して、スピーカーはJBLの4312D、プリメインアンプはDENON PMA-2000IVにしました。

 

当時、PMA-2000IVはオーディオ雑誌で受賞してたりしてたのと、マランツは割とクラシック寄りでパワフルな感じでいくならDENONかなと思って選びました。

スピーカーは、ジャズと言えばJBLという(聴くのはロックですが)のが定説となっていたので、迷うことなくJBLにしました。

 

PMA-2000IVは一度、コードをいじっているときに誤ってショートさせてしまって修理に持ち込み、購入してから15年以上経過していたので業者さんが気を利かせてコンデンサなど消耗してそうなものはオーバーホールしてくれました。

 

おかげさまでまだ現役でDENONJBLも使っています。

 

CDラックには数百枚のCDがあったのですが、さすがに一枚一枚入れ替えて聴くのはしんどいのと、家族からの邪魔だの圧に負けて、全てデジタル化して、Bluetoothシステム化しています。

 

LDACで聴けるようにBluetoothレシーバーもかなり高価なものを導入しているので音質の劣化はそこまで感じないのと、FOSTEXのサブウーファーも導入したので、かなり迫力ある、かつ、繊細な音楽を奏でてくれています。

 

 

という長々とした自己紹介でしたが、

これからはじめていきますので、よろしくお願いいたします!

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